南の島~北の大地へ | Archish Diary(アーキッシュダイアリー)

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東京・名古屋・大阪を拠点に建築に嘗(かつ)てない価値を追求する株式会社アーキッシュギャラリーが綴るブログです。

10月。先日の「アーキッシュギャラリー社員旅行/2022 奄美大島」より僅か数週間。

今度は北の大地、札幌へ出張です。

奄美大島滞在中の気温は30℃、真夏の快晴日和から気温7℃へと初冬の雰囲気

が漂う札幌へGO!現在進行中プロジェクト、北海道エリア初となるイタリアの高級

輸入車ブランド:正規ディーラー「ランボルギーニ札幌 Automobili Lamborghini Sapporo」
の工事進捗確認へ行って参りました。

本プロジェクトは、一部鉄骨梁を使用した木造の既設建物に新たなに増改築を施し、

更にSE構法による新築部分を連結させることで、昨今の円安・物価高における建設

コストと特殊な北海道エリアにおける寒冷条件でもある厳冬時期を避けつつ、グランド

オープンの予定に間に合わせられるよう、アウトモビリ・ランボルギーニ社、事業主

となるディーラー社、アーキッシュギャラリー担当者、地元北海道の協力施工メンバー

で綿密なお打合せを重ねて参りました。

8月に着工した本プロジェクトが約3ヵ月を経て、ようやく新築建物の上棟を迎える処

まで進行しました。特徴的なSE構法は、強度が高く品質の安定した構造用集成材を

用いた厚い梁と柱は、専用のSE金物で剛接合したラーメン構造となっています。
もちろん、優れた耐震性能を持つ耐震構法ですので、完璧な構造計算によって安定

した構造体になっております。

本プロジェクトでもある自動車ショールーム建築では、大開口や天井高など大きな空間が

必要です。本来は重量鉄骨造での設計施工が選定されますが、、、今回の現場は寒冷地

「北海道 札幌」です。

冬季は極寒の上、雪が多くなる12月~3月は外部工事に関して特に厳しく難しい状況と

なり、年内までに屋根・壁工事を仕上げて冬季期間は内部工事に集中することでコストも

スケジュールも予定通りに進行させるため、発注から納入まで納入時間のかかる重量鉄

骨造を止め、筋交いや耐力壁を最小限に抑えることが出来ることで工期短縮に繋がり、

木造でも大きな吹抜けや柱のない大開口が可能な木造ラーメン構造を採用しました。

最終的には、既設建物をスケルトン化し、新たに増設となる新築建築物と合体させます。

その為、複雑な工程ですが地元の協力会社でもある各種技術工の皆様による段取りや
人員の手配など、安全第一とした管理体制が重要です。

そしてこれからが、冬本番となり寒さとの戦いが始まります。コロナ禍もまだまだ続く予想

の上、職人さん方も減少傾向にある建設業界ですが、これまでのチームワークと個々の

体調管理の上、全員一丸の信頼関係で乗り切って行きます。


南から北へ、北から関東/中部/関西圏へと…更に九州エリアにもグループ会社が
展開し、これからも全国各地でアーキッシュギャラリーは活躍します!
そしていよいよ、国内からの海外渡航も解禁されつつありますので、もっと、これまで

以上に視野を広げ、社員各人とアーキッシュギャラリーにおける可能性を追求しつつ

積極的に活動し続けたいと思います。

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