1。 外観及び構成品
1) プラスチックハウジングのセミオープン型、ケーブルは値段を考慮すれば
納得できるディテールと品質。
2) イヤーピースはKZの基本型で、3セットが提供。
3) シェルの大きさは適当、厚さは少し厚い方、デザインは好き嫌いがありそう。
2。 SPEC : 14オーム / 感度110dBで駆動に制約はないです。
3。 周波数特性テスト (CCA CXSとの比較)
** KZ DQSはCCA CXSとドライバーユニットを共有する双子のようなイヤホンです。
したがって比較のために周波数特性を一緒にアップロード。
1) 低音域はハーマン ターゲットに比べて量感があり、中音域以上は追従性が良好。
バランスは好き嫌いがほとんどないほどのチューニング状態だと思われますね。
2) FR特性は基本的に重要区間はCCA CXSとほぼ似ていますが実聴音テストの結果
サブベース区間がよりブースティングされ低音の量感とパンチ感がより豊かで
10K前後の半波長共振は抑制されたチューニングです。 空気感は普通
4。音の表現力
- 音像(ボーカルの中央焦点) : 良好
- イメージング(定位を含む) : 良好
- サウンドフィールド1(左右のステージ) : 良好+
- サウンドフィールド2(上下の拡張) : 良好+
- 分離度(解像度を含む): 良好
- 残響 : 適度
5。 KZ DQSはこんなイヤホンです。
1) CCA CXS、SGOR VENUSに続いて発売された10ドルの価格帯の
セミオープン型イヤホンです。中ではオープン面積は一番大きいです。
** CCA CXSのレビューとSGOR VENUSとの比較はは下のリンクに
2) CCA CXSと同じ新型レジェンダリー ドライバー ユニットが採用され、FR特性も
ほぼ同様にチューニングされていることから実聴音時のサブベースと10K前後の
区間を除く帯域での基本特性はかなり似てるな~~~と判断されました。
3) CXSと比較するとオープンされた面積、ハウジングの大きさ/構造/材質、
軸整列の違いからくる残響や響きのニュアンスの違いがややありますが
一般的な体感上では大きく感じられません。
4) 良好なバランスに加えてサブベースのパンチ感と少し安価で
目立つデザインがお好みならKZ DQS~
ターゲットのバランス重視にメタル ハウジング + 美麗なデザインの外観を
望むならCCA CXS~
どれを選んでも開放感に優れた心地よい音を聞かせてくれるので後悔はないと!!