マンガ「mono」と調理パン食べ歩きのはなし・その10 | MODELと日々の徒然と

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 あfろ作、マンガ「mono」に因んだ「パン屋食べ歩きツアー」ネタから。
 原作で取り上げられた10軒のパン屋さんをめぐるツアーも残る一軒を制覇しました。
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 今回取り上げるのはパン工房「い〇か」(作中では「ベーグル工房いちかわ」と表記)
 前に紹介した「ふかふ〇パン」の通りをさらに郊外に走っていった旧国道沿いの店でしたが、クルマを飛ばしていてどんどん標高が高くなってゆくのが実感されるロケーション。
 店に着いて車を降りるとまるで高原の様な爽やかな空気のお出迎えを受けました。


 恐らく今回紹介の10軒の中で一番高いところにあるパン屋さんだと思います。
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 それ以上に驚いたのは開店20分前に来たのに既に店の前にお客が並んでいた事です。店構えは高原の小屋の様な可愛らしい造りですが。

 その名の通りこの店の売り物は殆どがベーグル系。種類も10種類くらいと少なめに見えますが先に入ったお客が大量に買ってゆくので自分の番が回ってきたら何も残っていないんじゃないか?という不安に駆られます(笑)

 それでも作中に取り上げられたパンのいくつかを買う事はどうにかできました。
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 「ナッツベリー&ホワイトチョコ」はドライベリーの酸っぱい風味が食欲をそそり、ベーグルの重量感をカバーしてくれると言った感じです。
 割ってみると断面がなかなかに賑やかで眺めていても飽きません(笑)
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 「あずきクリームチーズ」形はベーグルっぽくないですがてっぺんに大きめのあずきとクリームチーズが載ったアンパン風ベーグルと言った趣です
 十字に切れ目を入れてあるので4つ割りにして少しづつ摘まんで食べるのが似合います。
 甘さは控えめながらもあずきとクリームチーズの相性は抜群でわたし的にはこれが一番ハマりました。
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 作中には出ていませんが今回唯一の総菜系となったベーグルは「ベーコンペッパー」
 ベーグルからほのかに漂うベーコンの香りが食欲をそそります。中には賽の目状にカットされたベーコンが具になっていますがベーグルの中にベーコンが散在しているので最初から最後までほぼ同じ食感で食べられるのがアンパンなどと違うベーグルならではの持ち味です。
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 これらを食した場所は帰路の高速ICに隣接した道の駅のテラス。
 晴れた日には正面にどっかりと南アルプスを望め、盆地の底の様な標高でありながら眺望は意外に素晴らしい場所です。夕焼けの時間帯に行くとマジックアワーの日没が楽しめそうです。

 ですが作中でも書かれている様にここのベーグルはどれもがずっしりした重量級。一人でいちどきに食べるのは2個が限界でした。
 これまた作中にあった様にベーグルは冷凍保存しやすいそうなので後からゆっくり頂くのは容易でしょう。
 その意味ではこの店は遠出して来た客でも買いやすい(実際、すぐ近くに中央道の双葉ICがあります)と言えますが、日月定休というのが行きづらいですね。
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 今回はこのほかにもいくつか買いましたが、それらは帰宅後直ちに家族の胃の中に直行したのでわたしは食べていません(汗)