マンガ「mono」と調理パン食べ歩きのはなし・その9 | MODELと日々の徒然と

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 去る4月25日にコミックスの4巻が発売されたばかりのあfろ作、マンガ「mono」に因んだ「パン屋食べ歩きツアー」ネタから。
 原作で取り上げられた10軒のパン屋さんをめぐるツアーも残すところあと二軒となりました。
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 今回紹介するのは甲府市南部に店を構える「ベーカリーヤ〇グチ」(作中では「ノグチベーカリー」と表記)
 この店も見つけるのに苦労したロケーションの店のひとつでした。

 メインの県道からちょっと横道に入ったところにあるのですが、うっかりすると通過してしまい(特に南側から北上するとナビでもない限りまず見つかりません)暫くうろうろさせられました。
 今回のツアーで感じましたが、殊パン屋さんの場合、地元民でもなければわからない様な隠れ家的ロケーションの店が結構あって一見さんが見つけるには苦労させられます。

 この辺りはかつて村だったところが市街化した一角という印象で、すぐ隣がJAの直売所、すぐそばには田舎風の郵便局というローカル臭を感じさせる一方で「テレビCMの製作会社」なんかもあって田舎なんだか街中なんだかよく分からないロケーションでしたw

 店は比較的こじんまりした感じですが、わたしの入店時にはそこそこの客がいたので地元では知る人ぞ知るといった存在の店かもしれません。
 それに合わせたかのように並んでいるパンは量的にはライト系。
 他の店に比べてボリューム感は期待できないですが、食べる満足感は負けていないと言った印象です。
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 今回パンを試食したのはベーカリーにほど近い運動公園の駐車場。時期が桜の散り際だったので地面も桜色一色というロケーションでの試食となりました。

 作中で取り上げられていた中からはふたつ。
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 まずは「塩パン」
 これは前回紹介の「ふ〇ふかパン」と同じメニューですがこちらのほうは一回り小さく、中のバターの風味もやや強め。
 一緒に買ったセブンイレブンのカフェラテにはぴったりの味わいでした。
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 「セミドライトマト&クリームチーズフランス」
 こちらはドライトマトとクリームチーズの組み合わせをフランスパンにはさんだハード系。
 噛むのに力が要りますがトマトとチーズの鉄壁の組み合わせはなんとなく「カフェで出されるサンド」を思わせます。作中では野菜ジュースを推奨していましたが、暖かいカフェラテにも合いました。
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 「クロックムッシュ」
 作中ではセミドライトマトを組み合わせたものが出ていましたが、わたし的に同じ風味が被るのもなんでしたのでオーソドックスなハムを挟んだタイプを選びました(ここは肉系メニューはハムかソーセージのしかなかったというのもありますが)
 〇十の様なグラタン感は希薄でハムを挟んだフレンチトーストに近い味わい。ですが表面のチーズの風味が意外にボリューミーで昼ご飯には向きます。
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 今回はおやつ代わりに菓子パン系もふたつ(アップルカスターとパン・オ・クレーム)購入しましたが、こちらもライト系でコーヒーや紅茶のアテに似合う様な味わいでした。
 特に前者はふかふか系のパンにリンゴの果肉があしらわれていて一杯のコーヒーにはちょうどいい感じです。