コンビニ改造の「鉄道模型クラブ」を作る | MODELと日々の徒然と

MODELと日々の徒然と

鉄道模型・ミニカーと日常のそのほか

 モジュール改修2024年のその3です。


 先日紹介したマイクロドールズの「鉄道模型走行会」
 これ自体はアイデアも作り込みもなかなかに素晴らしいアイテムだったのですが、前にも書いた様にこれ単体での欠点は「ベースの建物の屋根を外して上から覗き込む」という進撃の巨人さながらの使い方しかできない点でした。
 せっかくここまで作り込んでいても眺め方が特殊過ぎる(せめて横から覗くカットモデルでなら面白かったのに)のは考え物です。

 ですので購入後半年くらいこれをどう使うか考え込んでいたところでした。


 現在改修中のモジュールに組み込む方向までは考えていたのですが、あれだけでは「露天の運転会」というNゲージはおろかHOゲージでも現実味の薄い展示方法しか思いつけなかったのです。

 そこに突破口が見えたのは先日入手していたTOMIXの新型コンビニでした。

 今回の新型コンビニが室内灯組付けに意を用いている点、インテリアが全て後付けで単体ではフラットな床面になっている点は従来コンビニに無い特徴だったのですが、それに加えて最近知ったもう一つの特徴があります。


 新型のコンビニでは看板がセミクリアのパーツになっていて光の透過性がそこそこあり、室内灯を組み込む事で「看板も光らせる事ができます」
 更にこの看板は別パーツになっていて取り外しが可能、外した後は天井すれすれまで開口しているので「外から中を覗くのがより容易になっているのです」

 これらの特徴を勘案すると以前夢想していた「鉄道模型クラブのクラブハウス」というプランが現実味を帯びてきたのです。
 室内照明組み込みが前提ですが、建物内を外から覗きやすいこの構造を利用しない手はありません。
 早速マイクロドールズのパーツを引っ張り出し、モジュールレイアウトをはじめとした各パーツを製作。

 体育館よりも室内が狭いのでベースのカットはやむを得ませんが、スペース隅の控室をカットすれば他は大体収まりそうです。
 コンビニ一軒程度のスペースとはいえ、モジュールの大レイアウトをはじめ中型レイアウトが一つにテーブルトップのレイアウトがふたつも収まるという「クラブのレイアウトとしては相当に大規模な物」になりました。
 後は天井にテープLEDを装着して配線をつなげば基本的なところは完了。
 灯りを点けてみると予想以上に室内がよく見えますしそれが「鉄道模型のレイアウト」である事もわかります。
 

 これをタワーマンションの足元に配置すればそこそこ見栄えはしそうに思えます。
 これで今回のモジュールの見せ場のひとつが出来ました(笑)