釈迦堂PAの「山脈塩タンメン」 | MODELと日々の徒然と

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 先日から再開した「SA&PAのラーメンネタ」から。

 今回は中央道の釈迦堂PA下りの「山脈塩タンメン」から
 実はこのPAでは以前「炙りチャーシュー丼」というのを紹介した事があり、実際家族などにも好評だったのですがコロナ禍の最中にこれを出している店が撤退してしまい、少なからずがっかりしていた所です。

 実際、それ以降ここで食事をする事もなくなっていたのですが店が代わったこのPAを久しぶりに覗いてみました。

 ラーメン主体のラインナップは前の店と同じですが、その中でわたしの眼を惹いたのが「山脈塩タンメン」(「やまじお」と読みます)
 フレーズにある「450gのたっぷり野菜」というフレーズに惹かれました(笑)
 高速のSAとかPAで出すラーメンはその大半がチャーシューや肉系の具材に力を入れた高カロリー系ばかりで野菜メインというのは珍しく、且つ野菜のボリュームで勝負するのにはなかなか当たりません。

 子供の頃、日曜朝に亡父が決まって作っていたタンメンには少なからずノスタルジーを感じていましたし、さっそくオーダーします。
 熱々の湯気と共に出されたタンメンは見るからに野菜てんこ盛り。

 麺はちゃんぽん系の腰が強めの奴ですがスープもタンメンのそれなので違和感はありません。
 箸を付けて驚いたのは「食べても食べても野菜が減らない」事。

 麺と野菜の比率はほぼ同じか野菜の方が多いのは間違いありません(笑)
 キャベツ、もやし中心ですがアクセントに入っているきくらげが「これはタンメンである」事を主張していて頼もしい限りです。

 前回の味噌ラーメンよりも長い時間をかけて完食しましたが、野菜と麺だけでここまで満腹できたのは本当に久しぶりでした(書き忘れましたが豚肉(チャーシューに非ず)も最低限の量があり、その肉のエキスがタンメンのアクセントになっているので無味乾燥な感じはありません。

 山脈塩が自慢のスープもタンメンらしい独特な濃厚さ(それでいてあとを引かない)に貢献しています。
 タンメンだけでも好いのですがスープを味わい直すためにご飯の一杯も付けるとそれだけで晩御飯がまかなえそうです(笑)

 

 ここからは余談ですが、釈迦堂PAの下りは甲府盆地の中央道の中でも最も眺望の良い場所と思います。


 PAの裏の階段を登っただけでも結構な眺望なのですが、

 階段を登りきったところにある遺跡博物館に入ると 

 更に素晴らしい眺望が拝めます。

 (入場料を取られるのが玉に瑕ですが、JAFの会員なら割引があります)

 展示品の土偶類もそれなりに見応えがありますし、余裕があるなら覗いて損のないところだとは思います。