マンガ「mono」と調理パン食べ歩きのはなし・その6 | MODELと日々の徒然と

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 マンガ「mono」に因んだ「パン屋食べ歩きツアー」ネタから。

 今回は先月号のツアーでは最後に回った事になっている「パン工房栄〇」(作中では「パン工房さか田」と呼称)をば。
 実はこの店は最初の段階で一度覗いているのですが朝11時半に行った時には「さつまいもパン」しか残っておらずがっかりしました。

 総菜パン屋さんに出かけるには時間帯も大事な要素です。やみくもに早く行っても品がまだ並び切っていない事が多いですし逆にあまり昼食時に近すぎても売り切れのリスクは大きいといえます。

 という訳でこのパン屋さんは、先日の甲府行きで二度目の探訪となった訳です。
 一回目に食べたさつまいもパンがなかなか好印象(表面にまぶしたゴマとパンの中のさつまいものハーモニーがよかった)だったのも理由ですが、やっぱり行くからには本命の総菜パンを食べてみたいですしw

 この店はロケーション的には「山の手系」に属する店ですが「店の向かいが住宅地の中の野球場」というのがなかなか新鮮でした。
 野球観戦のついでに新鮮な総菜パンが食えるならこれはなかなか嬉しいですね。

 今回は作中で取り上げられた中から3点を

 ベーコンクロワッサン。
 クロワッサン生地に黒コショウのかかったベーコンが乗っているという、総菜パンの中でもライトな感じの一品です。
 サクサクしたクロワッサンとよく噛み切れるベーコンとの相性がよく、おやつ代わりに軽くつまむような食べ方が似合いそうでした。

 同じくクロワッサンソーセージ。
 クロワッサンに細めのソーセージを挟んでケチャップとマヨネーズで味付けしたものです。
 この手のソーセージ系はベーカリーに限らず今ではそこいらのコンビニやスーパーでも普通に売られている定番ですが、そこは専門店の強みでパンのさっくり感はスーパーなどの及ぶところではありません。
 ソーセージのジューシーさについても同様で出来立てをすぐ買えるパン屋さんならではのメリットが感じられます。

 最後はカイザーサンド・ハムチーズ。
 「表面にゴマをまぶしたベーグル系パンの中にハムとチーズと皇帝が入って旨い」とか描かれていましたが、今回買ったパンの中で一番重量感を感じたのがこれでした。
 なお「カイザー」というのはオーストリア発祥のロールパンの一種だそうですが本来はこれを横に二つ切りして具を挟むというハンバーガーのバンスの様な使い方の様です。
 
 クロワッサンに比べてパンの密度が高く、加えて中のチーズとハムが重量感あふれる食べ応え(笑)なので今回の中では満腹感を最も感じました。

 他の菓子パンと併せてクロワッサン系はお昼ご飯よりもおやつに向いた軽さが売りで、カイザー系は物は小さめでも2,3個食べれば満足できる「お昼ご飯系」のノリでした。


 これまで紹介した中では「ハ〇」「Time〇ake」と今回の「栄〇」は割合近くに集まっており自転車でも回れそうな位置関係(但し沿道の交通量は多いので油断はできませんが)ではあります(ほかの3軒はクルマでもないと回り切れません。尤も「総菜パン買いまくりツアー」なんかやる方が特殊なのですがw)