元日の風景から・・・ | MODELと日々の徒然と

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 今年も正月休みは元日のみ。

 他の人の3が日分を1日で過ごしただけあってこれまでにない密度の濃い元日になった気がします。

 なので今回は時系列で元日を振り返ってみたいと思います。

 大晦日から日付の変わった1月1日の0時。

 時報と同時に自宅のレイアウトでは年越し運転の一番列車が発車し2024年の幕が上がりました。

 大体0時半近くまで運転を楽しんだ後ラジオを聴きながら寝に入ろうとしたのですが「ラジオ局が0時半に放送を終了した」のには驚きました。しかも直前の番組(勿論0時以降の放送なのですが)では「これが今年最後の放送です」とか言い出していたりして。

 テレビの方は完徹の勢いで生放送が続いているのに田舎のラジオ局のこの浮世離れっぷりはどうなのかと(笑)

 前述の様に朝は7時ちょっと過ぎに近所の公園から初日の出を拝みます。山に囲まれている環境だけあってちょっと場所を変えると何度でも初日の出が拝めるのが田舎の良いところなのですが、やっぱり私の周囲には人影は殆どなし。

 まさに静寂の中の初日の出です。

 朝8時過ぎ。わたしにとって生まれて初めて「元日の朝に初詣」を実行。テレビで見る様な人混みもやっぱりなく、しかもお参りする人の多くは神社で長居をしないので駐車場の回転が速い事!

 おかげでわたしも5分と居ませんでしたが(汗)

 で、帰宅後「今日しか休みがないならどこかへ連れてゆけ」という圧力に屈して一番手近な河口湖に向かう事にします。

 途中立ち寄るコンビニ、ここだけは県外ナンバーの車が連なりここで初めてようやく正月らしい心持になりました。

 ですが店の外は御覧の通りの見晴らしですが。

 川口湖畔から見る富士山は予想以上の奇麗さ!

 この時ばかりは、家族に引きずり出された甲斐を感じたりします。

 富士吉田の道の駅以外は人通りも車も案外と少なかったのが意外でしたが、元日の五湖巡りは案外穴場なのかもしれません。

 でもそこでは意外な散財を。

 湖畔で唯一開いていたスーパーで夕飯用とか言って半額(とはいえ、これでも結構な値段です)のステーキ肉を買わされるという無情さよ。ただでさえ軽い正月の財布が更に軽くなります。

 この時昼の12時。

 そのまま2時過ぎに甲府の街に向かい、初売りセールの空気に当てられて帰ってきます。

 

 さすがにグダグダに疲れ切りながら、帰宅元日のブログの下描きを上げて遅い昼寝でもしようかというタイミングに来たのがあの大地震でした。

 流石にこの辺りは震度3程度で済んだのですが、後から知らされる惨状を知るにつけ、日常がすっぱりと切り取られる様なぞっとする感覚を味わいました。

 これほど一日の変転が激しい元日は経験ありません。

 翌日には予想もしない事故に驚かされましたが、今年の正月は陽気の暖かさも含めて異例ずくめではなかったのではないでしょうか。

 

 最後に

 改めて今回の災害や事故に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。