グリーンマックスの「コメダ珈琲店」 | MODELと日々の徒然と

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 かねて予告されていたGMのコメダ珈琲店がようやくリリースされました。


 コメダ珈琲店は21世紀に入ってから急速に全国展開が進み、わたしの現住地はもとより故郷でも複数の店舗が展開しているのである程度一般性の高い店舗になりつつあります。
 わたしの子供なんかは珈琲よりもシロノワール目当てで親を引きずり込むのですが、それを別にしても、ごくたまに「いつもよりも豪華な夕食でも」とか思った時には重宝する店という印象を持っています。何しろ現住地の近場でいつ行ってもビーフシチューが食える店と言うのがここしかない物で(笑)
 それはさておき、


 最近のGMは既存のストラクチャーキットの塗装済みバージョンを続々リリースする傍ら、昨年の映画館のような意表を突いたアイテムを出して来たり、東横インの様な実在系の建造物をリリースしたりとよく言えばバラエティに富んだラインナップで驚かせてくれます。

 今回のコメダ珈琲店はその実在系ストラクチャーの第3弾に当たります。


 実を言いますと前作の東横インが「エアコン室外機や配管系が直接壁面に印刷されたのっぺり系のディテーリング」で幾分損をしたところがあったのでコメダもその系列だろうと半ば高をくくっていました(汗)
 が実際に手にとって見るとカラーリングが印刷なのは前と変わらないのですが、室外機や配管類がきちんと立体的にモールドされており(その上に印刷されているので立体感が高い)かなり印象が良くなっています。
 壁面のティンバー風の意匠もきちんとモールドされているのも良いですが、実際のコメダではティンバー部を塗りだけで表現している店もあったりするので他の建物に転用するような場合、改造の自由度は幾分狭まる気がします(まあ、こんなのはいちゃもん同然の文句ではありますが)
 建物の形状、カラーリング共に近所で見かけるコメダ珈琲店そのものなので現代風のレイアウトには十二分に使えるアイテムと言えます。


 また、構造が建物とその周囲のベースだけなので周囲の駐車場の設定の自由度が高いのも有難いポイント(事実コメダをはじめとした外食系の店舗はドラッグストアやスーパーなどに併設されているケースが多いので下手に駐車場スペースが付いていると却って使いにくい)

 さて、外から見た現物についてはこの通りの印象ですが実はこのモデルの面白いところはそこだけではありません。
 それについては次回以降にでも。