リアルラインのD51・それから・・・ | MODELと日々の徒然と

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 先日帰省の折に入線させたトラムウェイのD51


 入手後にいろいろとわかったり手を加えたりしたので追加報告でも。
 このD51は発売直後に仕様を一部改良していた事については前にも書きましたが、説明書の仕様の違いや造形の差から、今回入手したモデルは改良後の仕様であることが判明しました。
 ただし、本来改良されているはずなのに手つかずになっている部分も一部にあるので一種過渡期のモデルなのかもしれません。

 見た目は非常に細密なのですが、走行性に関しては最近のKATO/TOMIXのモデルに比べると1,2歩譲るレベル。
 特にスローが効きにくいところは見た目がリアルなだけにハンデになります。
 さて、今回の本題はここから。


 このD51はナンバープレートだけでなく一部パイピングやディテールパーツを後付けする仕様になっています。
 ついでに石炭もわざわざバラスト状の物が用意され、16番の完成品モデルみたいなノリを感じます(そういえばパッケージ自体もなんとなく昔の天賞堂臭い)
 何しろ物がNゲージだけに、どのパーツも細かい事!


 ピンセットの他にルーペが欲しくなる様な細かさです。
 工程自体はボンド(ゴム系とABS系が必要)で接着するのが基本ですが、相当慎重にやらないとすぐに間違えそうなレベル。


 で、やってみたのですが元々が細密なだけにパイピングが1本2本増えたくらいでは効果が実感しにくいというのが正直なところだったりします。
 おまけにその過程で「なぜこのモデルが中古として売られたのか、なぜ安価だったのか」の理由も判明。


 正面から見た時に「煙室扉のレバーのパーツが欠落していたから」の様です。
 パーツ自体は1個だけとはいえ、見た目の肝ともいえる部分だけに前ユーザーにとっては致命傷だったのでしょう。
 この点に関してはわたしもどうにかしたいと思いますが、リペアの方法については2,3候補があるので今後検討してみたいと思います。