カツミ模型店のフリー客車 | MODELと日々の徒然と

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鉄道模型・ミニカーと日常のそのほか

 先日の上京での戦利品から。
 今回のお目当ての一つは2、3年前に渋谷にオープンした中古ショップを覗くことでした。
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 天賞堂からエバーグリーンが無くなってこの方中古モデル(特にHOやZゲージ)の掘り出し物になかなか出会えないでいましたから偵察方々面白い出物があればという気持ちでの探訪となった訳です。

 店内は広くはないもののわたし個人の印象で言うなら、HOや外国型の品揃えがいい感じでNもそこそこの出物が並んでいます。
 全体にあの頃のエバーグリーンの雰囲気が漂い、銀座時代に近いワクワク感がありました。
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 で、こういう雰囲気のショップというのはわたしを「空手で帰らせない」事が多いのですが、今回も早速(わたし的な)掘り出し物をサルベージできました。
 物はHO(16番スケール)ですが、最近のファンの嗜好とは真逆のコンセプトのモデル。
 かつてカツミが入門者用モデルとして出していたフリースタイルのボギー客車の4連です。
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 同じ様なコンセプトのフリー客車は2軸の仕様もあり、世間ではそちらの方が有名で出物も多く、わたし自身数年前に故郷の中古屋でひと編成入手しています。
 ですがこちらはこちらでチビ客車的な魅力はあるのですが、同じフリースタイルでもED100とかED66の様な中型サイズの機関車と組ませるには可愛らしすぎました。さりとてフルスケールの客車だとこれはこれで洒落になりません。

 なので以前からこの仕様のボギー客車は折に触れて探していたモデルだったのです。
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 モデル自体は長いことおもちゃとして使われていた様でボディのヨレヨレ感も年式相応にありますが、一方で固定編成用にドローバー、両端はケーディカプラーに換装されており、走りを楽しむ上で不満のない改造がされていました。
 (ノーマル品はベーカーカプラー)

 できれば今年のグランシップで手持ちのED66かED100辺りに牽引させてみたいですね。