少々クラシカルなモデルですがマッチボックスネタから
1932年式フォードピックアップをば。
この年式に合致しそうなミニカーはわたしの手持ちには殆どなく、せいぜいがトミカのダットサン1号くらいなものです。
ですが、逆にこれまでダットサン1号しかなかったという目からすれば同じ時代のクルマがもう1台あるというだけでも並べて見たときに賑々しさが違う感じもします。
ただ、トミカと比較して50年近い年代差があるだけに造形面や表現の点での違いを感じるところもありますが。
それを一番感じるのがフロントエンド。
ヘッドライトが印刷で表現されているところは(以前の同表現よりも幾分リアルなものの)21世紀のミニカーを印象付けられるところですね。
ですがそこを離れて見ると「ピックアップ」というボディ形状に目新しさとノスタルジーを掻き立てられるのも確かです。
真横から見たときの伸びやかなフォルムはアメ車に強いマッチボックスらしいですね。ボディをダイカスト、泥除け部をプラで表現して質感の違いを積極的に活用しているのもツボを押さえた表現と思います。
このモデルはドアが開閉できますが立てつけが異様に渋いので開閉にはやや閉口させられるところがあります(と言うか一度開けたら再び開けるのが面倒なのでドアを開きっぱなしにしてしまうw)