手持ちもほぼ出し切ってしまい当分はネタがないだろうと思っていたカラーブックスネタです。
先日古本屋さんのワゴンセールで見つけた「誕生花」
前にも書きましたがカラーブックスの魅力のひとつは1冊の中にそれらの趣味や題材について俯瞰で見せてくれるところにあります。
入門書として「興味はないけど一応覗いてみるか」とばかりにページをぱらぱら捲っているうちについレジに持っていってしまいそうな、そんな雰囲気の本が多いのがこのシリーズの面白いところで。
今回もそうやって引っかかった口ですw
本書は1年365日の毎日に誕生花と花言葉を羅列し、合わせてそれらの花を生活の中にアレンジするための花束や生花の仕方などを最小限の情報で俯瞰しています。
ここでの「誕生花」というのは明確な規定はなく、著者が自分で決めているところもある様ですがそれでも「自分や知り合いの誕生日の花はこれか」と認識したり、誕生花を「今日の一輪」のつもりでカレンダーがわりに寝る前に1ページづつ眺めるなんていう用途にもいいかもしれません。
ところで本書の初版は平成2年6月ですが、巻末の近刊リストを見ると12冊中3、4冊が鉄道ネタ、それも「日本の私鉄シリーズ」で占められていたのには驚きました。
カラーブックスの鉄道文庫化はこの頃から確実に進行していた訳ですねw