あんた、また破産するよ! | 社長が不在でも自然と業績が伸びる組織づくりをマルゴト支援するあなたの心のパートナー

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破産相談のつづきです。

 

 

 

 

破産をするのか、しないのか、

意思決定をする前に、まずは、

この2つを理解することです。

『破産したらどうなるのか?』

『破産しなかったらどうなるのか?』

 

 

 

 

『破産したらどうなるのか?』

破産したら、債務は一旦消えますが、

遊んで暮らせるわけではありません。

普通に仕事をします。

 

 

この方は、このタイミングで、

おいしいお仕事の話が

舞い込んだそうです。

 

 

 

そんな話を聞けば、

破産して新たな人生を歩むのも、

悪くないと思ってしまいます。

 

 

しかし、一度は経営者になった人が、

サラリーマンを続けるのは至難の業です。

 

 

『本当にその仕事をしたいのか?』

お聞きすると・・・、

そうでもなさそう。

 

 

『いつまで続けるのか?』

長くは続きません。

 

 

 

その仕事はいずれ辞めることになります。

『その後は何をするのでしょうか?』

結局は、今の仕事をすることになりそうです。

 

 

 

 

 

自分が起こした事業の失敗原因を掴みもせず、

復活するまで抗うこともなく、

今、サクッと破産し、

数年後に同じ仕事に戻ったとして、

改めて始める事業はうまくいくでしょうかね・・・。

 

 

 

 

また、破産するんじゃないの?

先が見えてしまいます。

 

 

 

一度破産をすると、

安易に破産を考えてしまいます。 

 

 

 

 

では次に、 もし今

 『破産しなかったらどうなるのか?』

 

 

 

 

結論は、どうもなりません。

不動産を担保に入れてないので、

催促されるだけ。

 

 

『いつまでに払えますか?』

『いくら払ってもらえますか?』 

って言われても・・・・・、

 

 

ないものはない。

払えないだけ。

それ以上、何もない。

 

払えないんだから、

放っておけばいいんです。

それで、どうなる訳でもない。

 

 

 

銀行などの 

債権者としても、

ない人からは取れません。

どうすることもできないのです。

 

 

 

 

なのに、

『破産しないといけない!』

そう思ってしまうのが

人の心理です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

保証協会付の融資は、

代位弁済されますが、

債権者が銀行から保証協会に移るだけ。

借りてる側にとっては何も変わりません。

 

 

 

 

 

特に破産を急ぐ必要がないのであれば、

この状況をつくがえすべく

動いてみるのもありですね。 

 

 

 

経営者としてすべきことを

やり切ったのか?

 

 

 

『もう無理!』と言うところまで、

踏ん張ってもいいんじゃない。

 

 

 

更に借金が膨らんでも、

破産する覚悟があるなら、

何の問題もありません。

 

 

今できることに、

本気で取り組んで欲しいものです。

 

  

 

 

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