無申告でも、見逃される税務調査 | 社長が不在でも自然と業績が伸びる組織づくりをマルゴト支援するあなたの心のパートナー

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『過去の申告は自分でしている。』

こんな方の調査が先日ありました。

 

 

 

 

 

 

 

過去の事業の状況や申告の状況を

確認してから、

私達とのお付き合いは始まります。

 

 

 

 

過去の申告を、

ご自身でされていた場合、

合っているかどうかは、

請求書や通帳などは見ずに、

お話をしながら、

ザックリ確認していきます。

 

 

 

 

この方の場合は、どう見ても、

いたるところ、間違っています。

自分で申告したら、

普通、こんなもんです。

 

 

ありえない経費が入っていそう。

売上が漏れてそうな雰囲気も感じました。

 

 

 

 

過去3年分申告されていて、 

『もし、正しく申告したら、

 税金、健康保険料、年金を合計して、

 ○○百万円ですね。』

 

 

付き合いが始まった当初に、

そんなことを説明したことを

覚えています。

 

 

『申告を修正するのか、しないのか?』

一応確認する。

 

 

 

申告済みのものを、

修正する方は、あまりいらっしゃいません。

その方も同じく、修正まではしないことに。

 

 

 

 

そして、2年が経ち、今年、

その方の税務調査がありました。

 

 

過去の申告を全て確認されます。

税務署からは、

私の推測通りの税額が出てきました。

さすが、自分!

 

 

実は、この方、

ご自身で申告されていたのは3年ですが、

実は、それ以前から、

売上があったようです。

その分は無申告です。

 

 

本来は申告しないといけません。

しかし、すでに5年が経過しています。

 

 

 

 

 

 

仮装・隠蔽を除き、

5年を超えて遡ることをしないのが、

税務調査です。

 

 

 

本人は、趣味程度であり、

儲かってないから、

放置していたようです。

 

 

 

 

仮装隠蔽とは、

あるもの(売上高)を隠したり、

ないもの(経費)をでっち上げたり

することです。

 

 

 

 

この方の場合には、

仮装・隠蔽にはあたりません。

良心的な税務官ということもあり、

5年以上前のものは、見逃されました。

 

 

 

 

 

 

 

そういう現場を見ると、

申告は義務ですが、

むやみに過去の申告を遡ってすることに、

タメライを感じます。

 

 

 

 

 

 

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