スタッフが考える軸があって、はじめてマニュアルが意味をなす! | 社長が不在でも自然と業績が伸びる組織づくりをマルゴト支援するあなたの心のパートナー

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ある企業の社長さんから、

スタッフについての相談がありました。

 

 

 

 

社長がおっしゃるには、

この会社の特徴は2つあります。

1.ルールを大切にされている。

2.スタッフで問題を解決できる。

 

 

 

社長さんが、事ある度に、

『ルールを守るように!』

繰り返し、教育したことで、

今の形になったそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

以前は、

何の秩序もなかった組織でしたが、

今では、規則に従って、

動いているそうです。

 

 

 

 

そして、最近では、スタッフ自ら、

社内の課題を解決できるようになったという。

 

 

 

 

ここまで聞くと、この会社では、

どんなことが起こっているのか

想像できます。

 

 

 

 

すばらしいのは、

マニュアルがないものは、

順次作成され、

誰でも、どんな手順で、

作業をしたらよいのかが

分かるようになっています。

 


 

 

 

 

何よりも、

マニュアルにそって仕事がされているので、

とても効率的です。

 

 

 

 

 

しかし、

何よりもマニュアルが

優先されるので、

マニュアルに反することは、

社長の指示でも動きません。

 

 

 

 

 

『社長、マニュアルにないです!』

お客様のために下した決定も、

否定される・・・。

 

 

マニュアルのために、

マニュアルがあるようなもの。

 

 

 

 

スタッフ同士も、

マニュアルがすべて。

『あー働き辛い!』って感じです。

 

 

 

 

 

確かに、マニュアルは必要です。

マニュアルのおかげで、

お客様へのサービスは、

以前と比べ物にならないくらい、

進歩しました。

 

 

 

 

 

そもそも、

マニュアルのメリットは、

『これさえやっておけば、

この成果が出る。』という事です。

 

 

 

だから、生産性はとても上がります。

これが、マニュアルの最大のメリットです。

 

 

裏を返せば、

これがマニュアルのデメリットです。

『これしかしないから、

 この成果しか出ない!』

 

 

 

 

このマニュアルを補うのが、

バリュー(経営指針)です。

 

 

 

 

 

バリューとは、

日々の仕事において、

どのように考え、どのように行動すべきか、

望ましい思考や行動を、

具体的に記載したものです。

 

 

 

 

マニュアルには、

何をすべきかが細かく記載されています。

 

 

一方、バリューには、

行動の基準点や思考プロセスを

表現したものであるため、

バリューを基に、自分で考え、

行動することになります。

 

 

 

結局のところ、

『マニュアル』と『バリュー』の両方あって

会社は繁栄・発展し続けることができます。

 

 

 

 

この会社には、スタッフが、

考える基となる軸が必要です。

 

 

 

 

この会社は、半年かけて、

バリューを、スタッフと一緒に

作っていくことになりました。

 

 

 

 

 

 

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