社長が知らない計画が出回っていませんか? | 社長が不在でも自然と業績が伸びる組織づくりをマルゴト支援するあなたの心のパートナー

1284号目

 

 

 

 

 

 

昨日の続きです。

 

 

 

 

 

銀行さんと足並みを揃えないと、

保証協会の承認を貰うことはできません。

 

 

 

 

とは言うものの、

この会社の状況と先行きが分からないと

融資の方針について、

銀行さんと、深い話しはできません。

 

 

 

 

 

丸一日、社長と膝を付き合わせ、

会社の現状を確認し、

ザックリとした今後の計画を、

社長と一緒に作り、

銀行さんへ伺ったのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

これまで提出された計画について、

話が始まります。

『計画から・・・、

 ズレ過ぎなんですよね。』

 

 

 

社長はというと、

『そんな計画見てないから知らないよ。』

 

 

 

 

計画通りになるはずはありませんが、

保証協会や金融機関は、

計画とのズレを嫌います。

 

 

 

なぜなら、

過去の計画と実績がズレていたなら、

計画の信用はありません。

今作った計画もズレると、考えます。

 

 

『本当はどうなるの?』

って、疑いの目で見られます。

 

 

 

そんな企業への融資の審査は、

厳しくならざるを得ません。

 

 

 

 

 

 

実績がズレるのは、

やむを得ないとしても、

『作った計画を社長が知らない!』

ってのは、

どういうことでしょうか?

 

 

そんな計画は、意味がないどころか、

迷惑極まりない!

 

 

銀行や保証協会は、

そのデタラメな計画を見て、与信判断をします。

しかも、

その計画は、その後の与信判断にも活きてきます。

勘弁して欲しい!

 

 

とんでもないことが起こっていますが、

この会社が希なケースという訳ではありません。

日常茶飯事のはず。

 

 

 

 

 

 

というのは、

こんなオカシナ計画ができるのは、

何のために作るのかを理解していない

会計事務所と、

計画を作るそのプロセスに原因があります。

 

 

 

経営改善計画は、

経営者一人で作れるものではありません。

 

銀行が作成のサポートを

することもありますが、

手厚いサポートまではしません。

 

 

ISICOさんが入ることもあるでしょうが、

ほとんどは、

会計事務所がサポートすることになります。

 

 

会計事務所も暇ではありません。

企業を改善するための計画ではなく、

融資を通すことをゴールとし、

作ることを目的としてサポートします。

 

 

 

 

そうすると、

サクッと社長からの聞き取りを終わらせ、

所内に戻り、担当者が、

勝手な判断で作ります。

 

 

 

 

 

 

この会社は、

顧問の会計事務所は、

このシステムを使っていました。

 

 

私達の事務所もこのシステムを使えますが、

ズレたものしかできないので、

私達は、独自のシステムを使っています。

 

 

 

このシステムでは、

適当に数字を入れていくと、

勝手に5年計画ができちゃいます。

便利なようで、不便です。

なにせ、適当ですから。

 

 

 

できた経営改善計画書は、

社長の思いとは、

全く違うものになっている。

 

 

 

 

デタラメな計画を出されると、

後処理が大変です。

 

 

 

 

 

 

 

 

私達と一緒に経営改善計画書を作った

社長から、こんな言葉を頂く。

『計画って、こんな風に作るんですね。

 今まで、会計事務所から、

こんな対応をされたことはありません。』

 

 

 

 

完成まで、もう一息です。

採算度外視で、もうちょっと取り組みます。

 

 

 

 

 

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

 

社長の『お金』と『人』へのストレスを減らし

『納得できる意思決定』をサポートする

金沢の 企業未来デザイナー

 

〒920-0024 金沢市西念2-35-23

奥伸ビル202号室

 

小林弘昌税理士事務所 代表税理士

株式会社ツナガル 代表取締役

TEL: 076-223-2229   

FAX: 076-223-6781 

携帯:090-1120-3808

 

ホームページはこちら

http://kanazawa-kaigyou.com/