1187号目
昨日の続きです。
今年、起業された個人事業主は、
石川県の休業協力金50万円を
貰える可能性はありますが、
100万円の持続化給付金を貰えないことは、
昨日、書いた通りです。
4月に起業され、
開業する前に、
休業された方のことです。
ゴールデンウイークが終わってから、
『融資のサポートをお願いしたい。』と、
私達のところへ相談に来られました。
相談に来るのが・・・・遅すぎる。
起業前に、相談に来るべきです。
事業を始めるときは、
何があるか分からないので、
必要なくても、金を借りる！
融資を受けるには、
嫌でも計画をつくります。
計画をつくることで
自分の事業が見えてきます。
今回、相談に来られた方は、
どんぶり勘定で始めたのでしょう。
案の定、計画は作っていません。
だから、自分の事業が、今後、
どうなっていくのかを
全く想像できません。
事業を始めても、
計画通りになるはずはありません。
だからこそ、計画をつくります。
事業を始めて、
資金が足りなくなったから、
銀行に借りる。
これは、銀行にとって
一番嫌いなパターンです。
『貸しても、計画性がないから、
また足りなくなるでしょ！
他行ってください！』
直接は、企業さまに言わないでしょうが、
これが銀行の本音です。
起業する前に、
銀行に計画を出しており、
一緒に考えていたとしたら、
万が一のことがあったとき、
銀行は見捨てない可能性が高くなります。
しかも、今は、
コロナ融資で、忙しい金融機関は、新規で、
このような案件を扱いたくはありません。
起業するときは、
自己資金を持っていても、
金融機関から調達すべきですね。
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