1144号目
コロナ関連融資の案件が続きます。
以前から弱っている企業が、
コロナの影響を受けて、
吹っ飛びそうになる。
トドメを刺されているような感じです。
そんな首の皮一枚でつながっている企業でも、
運命は2つに分かれます。
今回のコロナ騒動にあやかり、
融資を受けることができる企業と、
融資を受けることができない企業です。
セーフティネット保証4号であれば、
信用保証協会が100%保証するので、
銀行にとっては、
表向きは全くリスクがないはずです。
しかし、
債務超過の状況にあり、
返済の目途が全くなく、
条件変更をしていても、
助けてもらえる企業もあれば、
バッサリ切られる企業もあります。
確かに、銀行員は、
すべての企業の面倒を見る時間も
心の余裕もありません。
銀行の気持ちは良く分かります。
真っ先に切られるのは、
既存の融資がない企業です。
危ない一見さんには、
当然、銀行は貸さないでしょう。
『なんで来たの?
取引がある銀行に行って!』って、
感じです。
以前は借り入れがあったけど、
既に返済が終わり、
その後は、融資取引がない企業についても、
既存の融資がないなら、
新たに貸して取引を深めたくはありません。
これが銀行の本音です。
そうやって、
バッサリ切られる企業が出ないように、
金融庁は、以下のようなパンフレットを作成し、
警告を発しています。
ご丁寧なことに、
最寄りの財務局の連絡先まで記載してあります。
銀行の納得できない対応があった場合には、
『すぐに電話を!』ってことです。
ダウンロードはこちらです。
https://www.fsa.go.jp/ordinary/coronavirus202001/06.pdf
もし、融資を断られたら、
このチラシを、銀行に見せてください。
銀行は、どんな反応をされるでしょうか?
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