事業承継と融資の関係とは? | 社長が不在でも自然と業績が伸びる組織づくりをマルゴト支援するあなたの心のパートナー

1116号目

 

 

 

最近事業承継をされたクライアントから

こんな相談がありました。

『先代の保証なしでお金を借りたい。』

 

 

 

 

 

 

この会社は、財務内容は抜群です。

誰もが貸したいと思うほど、

優良企業です。

 

 

 

 

『銀行から借りて下さい。』

そう言われてもおかしくありませんが、

言われないのは、

銀行との取引がないからです。

 

 

 

先代は、銀行が嫌いです。

意地でも、銀行と取引はしなくないようです。

 

 

 

遥か昔、銀行に融資を断られてからは、

銀行に頼ることなく、

資金繰りが大変は時期も、

なんとか辛抱して、事業をしてきました。

 

 

 

今でも、無借金経営です。

借りる必要はない程、

潤沢な資金を持っています。

 

 

 

 

 

 

でも、ちょっとした事情により、

3,000万円の資金が必要になりました。

この会社にとって、3,000万円は、

すぐにでも借りれる金額です。

 

 

 

 

でも、一つだけ問題があります。

銀行から融資を受けるには、一般的には

先代の保証を取る必要があるのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

業績が好調なのは、

優秀な後継者に恵まれたことも一因ですが、

先代の力によるものが大きいのが事実です。

 

 

 

万が一、先代が引退することにより、

急激に業績が下落する可能は

十分にあります。

 

 

 

そんなリスクを避けるために、

先代を保証人として

会社と絡ませる条件を付けるのが

一般的な与信判断でしょう。

 

 

私が銀行員なら

間違いなく、そうします。

 

 

 

それで借りないというなら、

銀行に言えない秘密があるはずです。

 

 

 

 

 

 

しかも今回のケースは、

血縁関係がない第三者へ、

最近事業承継したばかりです。

銀行は、

先代を保証人に入れないはずはありません。

 

 

 

 

実際、いくつかの銀行に聞いてみると、

全て、そんな判断でした。

 

 

 

しかし、一つの金融機関だけは、

保証人は、現役の代表だけでよい。

そんな判断というよりは、

規則となっているとのことでした。

 

 

 

 

 

 

これで、このクライアントの道が開けました。

いろいろ当たってみるものですね。

 

 

 

 

 

 

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