1092号目
半年前から創業の相談があった先でのこと。
古民家での事業を行うということで、
準備に時間がかかっていましたが、
改装工事が終わり、ようやく開業に向けて、
見通しが付いてきました。
改装工事や、設備の金額なども
確定しつつあり、
開業にあたり必要な資金の額が
確定しつつあります。
当初との計画とほぼ、変わりなく、
細かい調整をするだけです。
融資の内諾は昨年のうちにもらっているので、
何の不安もない案件です。
気になるのは、家賃が少し高いところです。
改装工事費は、家主が負担し、
そこを借りて創業することになります。
改装にコストがかかっているため、
家賃は相場よりも高く設定されています。
高い家賃でも、採算は十分に見込めます。
改装工事が終わった頃、家主から、
こんな提案がありました。
『改装工事費を負担してくれたら、
家賃を下げます。』
改装工事費は、自己資金では賄えないので、
借りることになります。
家賃の支払いが減る分、
借入金の返済額が増えますが、
バランスが取れて、
毎年の総支払額は同じになります。
3年以上事業を続けるなら、
トータルではお得です。
創業する方にとっては、いい条件ですが、
金融機関は見方が違います。
返済は見込めるという資金繰りだけを
見ているわけではありません。
事業総額と借入総額も見ています。
一般的に、借入限度額は、創業の場合、
どんなに高くても1,500万円が上限です。
この方の事業も例外ではありません。
改装工事費を負担すると、
借入総額は、1,500万円を超えてしまいます。
もし、改装工事費の部分を
親戚から借りたとしても、
借入金である以上、
親戚に返さないといけないので同じです。
改装工事費の部分を
無償でくれる人がいれば別ですがね。
銀行に出すだけ出してみましょう。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
社長の『お金』と『人』へのストレスを減らし
『納得できる意思決定』をサポートする
金沢の 企業未来デザイナー
〒920-0024 金沢市西念2-35-23
奥伸ビル202号室
小林弘昌税理士事務所 代表税理士
株式会社ツナガル 代表取締役
TEL: 076-223-2229
FAX: 076-223-6781
携帯:090-1120-3808
ホームページはこちら

