1090号目
『何のために、会社を経営しているのか?』
いつもいるはずのスタッフが、
入院のためにいないと
普段考えないことを、
考えさせられます。
昨日は、
スタッフが入院しての悩みを
2つ書きました。
3つ目の悩みは、こちらです。
『今期の目標は下方修正すべきだろうか?』
一般的に、私達の業界は、
年末調整が始まる12月から
個人の確定申告を経て、
3月決算が終わる5月までは
繁忙期です。
とは言うものの、おかげさまで、
地域の皆様に支えられ
当事務所は、
年間を通して繁忙しています。
それは、
通常の業務以上に、
新規の対応が多いからです。
最低でも、週に1件は、
新規の相談があります。
そのうち半分以上は、
融資の案件が絡みます。
融資は計画から実行まで
短いものは2週間、
長いものは半年、一年かかります。
だから、仕掛中の案件が沢山あります。
新規の案件の件数に波はないので、
一年中、忙しくなります。
その結果、年中繁忙期です。
今まで、新規の受付は、
ストップしたことはなかったのですが、
流石に、スタッフが入院して、
他のスタッフの負担が増えています。
外に向けて発信はしていませんでしたが、
昨年12月から新規の受付はストップしました。
2月末日までは、引き続きストップします。
ストップすると決めた瞬間から、
嬉しいことに、
新規の問い合わせが続きます。
お客様からのご紹介や、
お客様以外からのご紹介、
ブログからの問い合わせになると、
いつも通り、
親身になって話を聞いてしまいます。
話しを聞くと、『何とかして助けたい。』
そう思ってしまうのが
私の悪い性格です。なかなか断れない。
私達でなくても対応できる案件は、
残念ながら、お断りしている状況です。
新規の受付がなくなると、
業務の負担はかなり削減されます。
となると、気になるのは、
今期の売上目標へのこだわりです。
当初の予定通りの目標にこだわると、
新規の受付を再開する3月からは、予定よりも、
多くのお客様を対応することになります。
これまた、スタッフの負担が増えて、
スタッフは、発狂しないだろうか・・・?
心配です。
来年の4月には、スタッフの昇給額を、
異常に上げたいとは思っています。
そのために、
客層と私達の資質を変える取り組みを
全員でしています。
異常な昇給は、
豊富な財源があって初めて実現します。
すなわち、粗利の大幅なアップです。
財源をつくるかどうかは、
現状を理想の状態にまで、
異常に変革する
スタッフの取り組みにかかっています。
もし、売上目標を減らすと粗利が減るので、
通常の昇給しかできません。
同じ地域での同業者よりも、
2割増しの給料を払いたい。
そんな想いで取り組んでいますが、
必要以上にスタッフへ負荷をかけてまで、
異常な昇給を目指すべきなのか?
自分の中で葛藤が起こりますが、
これも、私一人で考えてはいけません。
『今期の目標は下方修正すべきだろうか?』
この問題は、昨日掲げた2つの悩みと
関連するものです。
『普段の業務に支障が起きないのか?』
『課題の解決が進まなくなるのでは?』
そもそも、これらの問題は、
すべてスタッフに関するものです。
スタッフと一緒に考える。
そんな場を作っていきます。
新規の受付は、2月末まで停止します。
もう1ヶ月だけ、お待ちください。
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