1046号目
いつもは、数百件しかない
ブログの閲覧件数が
千件を軽く超えたことがありました。
毎日、書くことで一杯いっぱいの私は、
閲覧件数なんて気にしていません。
普段は、そんなことに目を向けないのですが、
たまたま見てしまったので、
閲覧件数の詳細を見ると、
1件、1件、過去に遡り、
ご覧になった方がいるようでした。
『変態的なファンなのか?』
『同業者なのか?』
そんなことを思っていると、
翌日に、切実な思いをつづった
1件のメールが届きました。
閲覧件数の異常な跳ね上がりは、
その方だったようです。
『組織づくりの記事』をきっかけに、
私達に興味を持って頂き、
ご連絡を頂きました。
社員を30名近く抱える
製造業を営む三代目の経営者でした。
30年以上顧問になっている
税理士さんへの不信感を
抱いているようでした。
困ったことに・・・、
社長と専務は、
自社の実績がどうなっているのかが
分からないという。
試算表は一応出ているが、
社長が想定しているものと全く違うが、
その原因すら分からない。
もちろん、今後の計画は
作ったこともありません。
決算を春に迎えますが、
決算の見込みも分からず、
納税予測すらしてないそうです。
小さな企業なら いざ知らず、
売上高は30億円を超える規模なのに、
どんぶり勘定です。
一番の衝撃的なことは、
販売費及び一般管理費の内訳書にありました。
見た瞬間に、異常なものが
目に飛び込んできます。
桁数が他の科目よりも2つ程、
飛び抜けているものがあります。
人件費を超えて、ダントツなもの、
それは、『保険料』です。
会計事務所に言われるがまま、
決算を迎える度に、
契約したという。
保険契約をすると、
代理店である、会計事務所に
手数料が入ります。
会計事務所は、企業のためではなく、
自社の利益のために、保険契約を結ぶ。
最近では、
保険料の支払いのための資金が乏しく、
『数億借りて、保険料を払うべきか?』
こんな悩みを持っての相談だったのです。
この会社は、
会計事務所の手数料収入のために、
仕事をしているようなもの。
そんな会計事務所は、
舌出して笑っているはず。
節税のために、
70億円の保険契約は、必要でしょうか???
社長はというと、
どんな保険に入っているのかも知らない。
という。
『言われるがままに・・・。』
商業登記簿謄本を取ると、
この会社の事業目的に、
『○○会計を助けること』って、
入っているかもしれませんね。
これだけ入っても潰れないのは、
会社が健全過ぎるからです。
質の悪い会計事務所のお陰で
不幸になっている経営者を、
また一人救えそうです。
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