1044号目
今から、約4年前のこと
私が開業当初に、
市内で開催された
とあるセミナーで、
福井の税理士さんのお話をお聞きしました。
開業当初から、
すごい勢いで伸びた事務所を
経営された方でした。
その経緯のお話を伺い、
『手法』もさることながら
『考え方』のすごさに、
唖然とした記憶がありました。
その方が、改めて
金沢でお話をされるということで
行って参りました。
前回とは全く違う話でしたが、
『お客様を増やすには?』
こんな内容でした。
事業を始めると、
誰でもぶつかる最初の悩みです。
目新しいことはないですが、
スタッフと一緒に考える
機会を作れそうです。
セミナーの内容そのままではないですが、
考えたことを整理します。
売上高の構成を算式で表すと、
こんな感じになります。
売上高=単価×客数×回数
この中の『客数』の部分を考えます。
『客数』をどうやって増やしていくのか?
世間では、
常に考えている経営者が多い中、
客数を増やすことが苦手なのは、
私達の業界特有の特徴でもあります。
どの企業も同じですが、
そもそも、放っておくと、
お客様は減っていきます。
いずれはゼロになるので、
常に増やす続ける努力が必要です。
しかし、どんなに増やしても、
解約が続くと、結果的には
『客数』が増えることはありません。
まずは、解約要因をなくすこと。
それは、私達のような顧問報酬型の
ビジネスでなくても同じです。
新規の顧客に来てもらうのと、
既存の顧客に来てもらうのとを比較すると、
当然、新規の方に来てもらう方が、
コストは数倍かかります。
新規の顧客が来ても、
1回の購入だけで去って行くと、
また、
新たな客を見つけなければいけません。
コストだけがかかり続けることになる。
選ぶのは、100%お客様です。
『買う』という意思決定に、
売る側が入る余地はありません。
という状況の中で、
解約されない工夫、
買い続けてもらう工夫が
必要なんですね。
このことを分かっていて
起業するのと、
分からないで起業するのは
全然違います。
『知る』と『やってみる』は
全く違います。
一般論で知っていても、
自分事として
やってみるのは難しいものです。
知識の壁は超えても、
体験の壁は超えられない。
○○業界では、ありがちですが、
自分事として体験しようとも思わずに、
起業すると、大変なことになります。
新規だけを追い求めることになるのは辛いですね。
○○業界については、
明日・・・。
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