1017号目
最近、事業を始められた方が、
事業を拡大するために、
他の会社へ、
修行に行くことになりました。
なんか不思議な感じがします。
直接は関連がない業種にも見えますが、
共通のお客様を対象としており、
確かに、そんな技術を持てば、
面白い仕事ができそうです。
事業を始めたばかりで、
忙しくない時期だからこそ
できることです。
受け入れる企業からしたら、
技術を身に着けると、
競合先になりえるので、
歓迎しがたいようにも思いますが、
最近の人不足の影響なのか、
とても寛大な方です。
という訳で、
『どのような形で受け入れるか?』
そんな相談がありました。
修行に行く方も、
受け入れる企業も
どうしたらよいか分からない!
クライアントに説明すれば済む話ですが、
せっかく相談を頂いたので、
受け入れる企業に伺いました。
結局、争点となるのは、
『雇用OR外注 どっち?』
1日8時間、週に2~5日働くそうです。
『どんな経緯で修行することになったのか?』
よくよく話を聞くと、
『求人募集を見て。』とのこと。
フルタイムでないだけで、
明らかに雇用です。
働き方を聞いても、
業務ごとではなく、
時間当たりで報酬を計算するという。
間違いなく雇用です。
選択の余地はありません。
雇用になると、
労働時間によっては、
雇用保険や社会保険の加入が
必要になってきます。
外注費になると、
支払う側にとっては、
源泉所得税を控除する必要はなく、
消費税の控除を受けることができます。
払う側からしたら、外注費の方が
すべての面においてお得です。
この判断には、
合理的な基準があります。
こちらに照らし合わせて判断するだけ
選択するものではありません。
給与は雇用契約に基づき、給与所得になる。
外注費は請負契約に基づき、事業所得になる。
クライアントの前で、
先方の企業とけんかはしたくないので、
これだけ告げて、撤収です。
『企業側の税理士さんに相談してくださいね。』
安易に外注費を選択すると、
あとで痛い目にあいます。
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