1006号目
『社長がいなくなっても、
今まで以上の業績を維持し、
発展し続ける企業になる。』
これを目標とした
スタッフ向け研修の中で、
社長が、スタッフに対して、
こんな問いかけをされました。
『人を入れたら、黒字になるか?』
スタッフは考えます。
『最初は、赤字でしょうが、
翌年以降は黒字になるかも・・・。』
『入れる人が、
製造部門だったら?
販売部門だったら?
総務部門だったら?』
こう聞くと・・・
『製造部門だったら、私たちは助かります。』
『販売部門だったら、黒字になるでしょう。』
『総務部門だったら、赤字でしょうね。』
こんな意見が出る背景には、
こんな考えがあるように思います。
『○○部門の人には、
他の部門の仕事をさせてはいけない。
自分達が混乱しないように、
自分も、他の部門の仕事は手伝わない。』
『自分は、○○部門だから・・・。』と、
自ら自分の領域を狭めると、
『どうする?』って考えません。
そこで思考は停止します。
『社長がいなくなっても、
今まで以上の業績を維持し、
発展し続ける企業になる。』
この目標はどこへ行ったのか?
いつの間にか、目標を達成することよりも、
自分達を守ることを優先しています。
悪いことではありません。
普段の思考の癖が出ただけです。
日本のドラッカー、一倉定氏は、
こんな言葉を残しています。
『社長の役割とは、
変転する市場と顧客に合わせ、
会社をつくり変えることである。』
『社長はお客様のわがままに合わせて、
社内に混乱を巻き起こせ!』
お客様のわがままを受け入れ、
外部に焦点を合わせ続けて、
初めて利益という成果が生まれます。
お客様のためになる社内の混乱は、
むしろ歓迎です。
その前に大切なのは、
『何があっても、そこへ向かう。』
スタッフ全員が、その想いを持っていることです。
そのためには、
そのビジョンをどこまで自分のものとしているか?
ビジョンが実現したら、自分がどれだけ幸せになるのか?
スタッフが納得していることです。
そこから、始まります。
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