995号目 債務超過でも貸すのは こんなとき! | 社長が不在でも自然と業績が伸びる組織づくりをマルゴト支援するあなたの心のパートナー

 

融資を受けるとき、

まず気にするのが、

『債務超過』かどうかです。

 

 

 

 

 

 

 

創業の場合には、

これから事業が始まるので、

債務超過のはずはありません。

 

 

 

 

ある程度、事業を続けた場合に、

陥る状態です。

 

 

 

 

債務超過とは、その漢字が表す通り

債務が超過していることです。

何より超過しているか、

それは、債務が資産を超過している状態です。

 

 

 

債務が資産よりも多い状態とは?

即ち、すべての資産を売却しても、

債務を返済できない状態ということです。

 

 

 

そんな会社には、原則として

金融機関は追加で貸しません。

 

 

ただし、一定の条件が揃うと、

渋々、貸すことになります。

 

 

 

 

 

 

 

1つ目は、実質的に

債務超過ではない場合です。

決算書から、債務超過かどうかは、

直ちに読み取れます。

 

 

 

 

 

 

 

でも、債務の中に役員借入金がある場合には、

それを資本と見ることができる。

というものがあります。

 

 

 

役員借入金とは、

個人が会社に入れた資金です。

 

 

資本金にはしてないけども、

会社に入れた資金だから、

資本金に準じるものと捉えます。

 

 

金融機関は、役員借入金を含めて、

債務超過かどうかを2次的に判定しています。

 

 

 

 

 

 

 

もう一つは、法人には入れてないけども、

個人が所有している財産がある場合です。

 

 

 

中小零細企業は、社長と一体です。

だから、法人には入れてない

個人の不動産や預金等の財産を含めて

実質的な債務超過かどうかを判定します。

 

 

 

それでも、債務超過であれば、

正真正銘の債務超過です。

 

 

 

 

 

 

そんな会社にでも、

金融機関は貸すことはあります。

 

 

 

 

 

それは、その会社に将来性が見える場合です。

債務超過が、近々解消すると

見込まれる場合です。

 

 

ただし、見込まるだけでは、

そんなリスクの高い会社に

喜んで貸すことはありません。

 

 

既に、その会社へ貸し付けている場合です。

資金を供給しなかったばかりに、

既に貸している資金が

貸し倒れることを防ぐために、

追加で融資するしかない。

 

 

 

そんな場合でも、

新たな事業のために融資をすることは、

滅多にありません。まずは、

今の状態を立て直すために貸すことが多いでしょう。

 

 

 

 

金融機関としては、

新たな資金を融資して、

貸し倒れが膨らむ可能性もあります。

どの融資判断は、

ギャンブルみたいなものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

逆に、全く取引がない金融機関は、

そんな会社には手を出さないでしょう。

 

やみくもに、どこの金融機関にでも

融資の案件を持ち込んでも無駄です。

 

 

 

 

そんなことを踏まえて、

どの金融機関に融資の審査を

持ち込むか、一緒に考えていきます。 

 

 

 

 

 

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