836号目 金融機関は、個人信用情報のここを見ています。 | 社長が不在でも自然と業績が伸びる組織づくりをマルゴト支援するあなたの心のパートナー

 

先日、クライアントから信用照会について

相談をされたとき、CICを使って、

私も、自分の信用情報を照会してみました。

 

 

 

 

ネットで照会を取り寄せることができ、

その場で簡単に自分の情報が見れちゃいます。

費用は1,000円必要です。

クレジットカードでの引き落としになります。

 

 

 

CICを使って照会すると、

CICに加盟している業者が持っている情報が

開示されます。

 

 

CICに加盟しているのは、主に以下の業者です。

・消費者金融

・信販会社

・クレジット会社

・保証会社

・リース会社

・保険会社

・携帯電話会社

 

 

 

私の照会では、

現在、取引が残っている信用情報が

17件出てきました。

 

 

公庫の融資、マイカーローン、

各種クレジットカード、

ガソリンカード、

携帯電話の本体の割賦支払

 

 

 

過去5年間の履歴が出てくるので、

既に契約が終わっているものまで出てきます。

 

 

 

 

 

更には、一つひとつの金融情報について、

契約日、契約終了予定日、契約額等の

契約内容はもとより、

過去2年間における毎月の支払状況について、

以下のマークにより、細かく出てきます。

 

 

$…請求どおり入金された

P…請求額の一部が入金された

R…本人以外から入金された

A…本人の事情により、

期日までに入金されなかった

B…本人の事情とは無関係の理由で

入金されなかった

C…入金されておらず、その原因も不明

―…請求も入金もなかった

(空欄)…クレジット会社等から

情報の更新がなかった

 

 

 

$以外の記号は、要注意ということです。

 

幸いにも、私は、$、-、(空欄)のみで、

R,A,B、Cはありませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

よく、クライアントで、

金融機関から指摘を受けるのは、

携帯電話関連の支払いです。

本体は、割賦契約となるため、

信用取引になります。

だから、信用情報に記載されます。

 

 

 

引き落としにせず、現金払いにしておいて、

支払が忘れていたケースがよくあります。

 

 

 

 

 

金融機関って、とても嫌がります。

携帯電話の支払いが遅れる人は、

自分達が貸す、融資も滞るだろう!

自然な考えです。

 

 

 

金融機関は、携帯電話の支払いの遅れ一つで、

貸さないことはないでしょうが、

クレジットカードの発行が、

できなくなることはよくあります。

 

 

 

 

 

最後に、契約はされていないが、

申し込みの情報が出てきます。

 

私の照会では、

クレジットカードの申し込みが2件と、

融資の申し込みが1件出ています。

それぞれ、クレジットカード会社や、

金融機関の名称、申込金額まで

細かく出ています。

 

 

 

金融機関が見ているのは、

返済状況だけではありません。

申込状況を見ています。

 

他の金融機関で、いつ、

どんな申し込みをしているのか?

分かります。

 

 

例えば、1か月前に、他の金融機関で、

融資の申し込みをした人から、

融資の申請があった。

しかも、他の金融機関では借りていない。

 

それは、他の金融機関で断られたことを

示しています。

 

 

そんな先に積極的に貸そうとは

思わないものです。

 

 

同時にいくつかの金融機関に申請すると、

申し込みの履歴は出てきても、

『申請中』だと判断します。

 

 

 

だから、融資の申請は、

いつくかの金融機関へ一斉に出すんです。

 

 

 

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