社内会議を見て欲しい。そんな依頼を受け、
オブザーバーとして、
参加させて頂いた会社があります。
その会社の経営者は、社内会議の進展に疑問を感じ、
何かしら、アドバイスが欲しかったようです。
スタッフの皆さんで、
業務上の課題を出し合い、
解決しようとしています。
スタッフの皆さんは、
出来る方ばかりです。
真面目な意見が炸裂しています。
出ている意見を聞いていると、
『レベルが高いなあ。』と、
感心してしまいます。
『でも、解決できるのかな～。』
そう感じる課題ばかりです。
その会社が抱える課題は沢山出るけど、
その課題は、
今までに何度も出てきているようです。
同じ課題が繰り返し出てきて、
解決できないまま闇に葬られる。
時間が経ち、気が付くと、
また解決したい課題として浮かび上がる
その繰り返しになっているようです。
課題の本質を明らかにせず、
起こっている
『できごと』のみを見ていることが、
原因の一つでもあるようです。
それ以前として、組織として
課題を解決する段階に至っていない。
そう感じます。
その会社のスタッフ一人ひとりは、
出来勝る方ばかりですが、
まだスタッフ間の関係性ができていないため、
組織として、一人ひとりが、
持ちうるパフォーマンスを
最大限に発揮できる状態には至っていません。
まだ、課題に向き合う組織には、
なっていないということです。
まずは、互いの違いを知るところから
やり直した方が早そうです。
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