796号目 横領?その行く末は・・・。 | 社長が不在でも自然と業績が伸びる組織づくりをマルゴト支援するあなたの心のパートナー

 

 

経営者の息子さんから、

相談のご依頼がありました。

 クライアントではない方です。

 

 

息子さんは、事業を承継しておらず、

他で働いています。

 

 

 

社長であるお父さんが、

今年に入ってから入院し、

社員に、経理を任せているが、

不正をしているんではないか?

 

 

先月に続き、社員による横領の相談です。

 

 

 

 

現金で預かった売上代金を着服している?

不正に預金から引き出している?

そう感じたようです。

 

 

 

というのも、その会社は、

社長が入院してからというもの、

当然のことながら、売上高は減少しました。

外注に任せることで、

なんとか仕事を回している。

 

 

預金がどんどん減っている。

 

外注費が膨らみ、

単に赤字垂れ流しなのか?

 

それとも、横領されているのか?

 

 

 

 

話しだけ聞いていても、分かりません。

現物を見に、会社へ行ってみます。

 

 

 

 

経理を担当されている方は、丁寧に、

現金の流れを全て、帳簿に記載しています。

現金の残高も合っているようです。

 

 

 

取引先から預かった売上代金は、

領収書の控え通り、

もれなく、記載されている。

 

 

 

取引先に確認した支払記録とも

合っています。

 

 

社内の書類は破棄されている

可能性があったため、

取引先が支払った記録を

事前に頂いていました。

 

 

また、不信な支払いもありません。

 

 

 

 

 

息子さんは、経理関係に疎く、

息子さんと経理の方との

コミュニケーションが

噛み合ってないだけでした。

 

 

 

息子さんはだだ、経理の方に

疑っていたことを、ただ謝るだけ・・・。

 

 

 

 

 

 

このままでは、資金が流れ出るだけ、

放置すれば、死活に関わります。

 

現時点では、事業を継続するために

毎月必要な粗利を稼げていないようです。

 

 

ただ、これまでは売上も外注も、

単価の見直しは、していないそうです。

 

 

売上については単価を引き上げる。

外注については単価を引き下げる。

 

 

 

6月までに、必要な粗利が出るように

改善できなかったら廃業する。

 

 

そんな決定をし、

サポートをさせて頂くことになりました。

 

変わった展開になり、私も戸惑っていますが、

横領の疑いが晴れ、前に向かって進むことになり、

私が行った甲斐がありました。 

 

 

 

 

話し合いの最初はケンカモードでしたが、

終わったときには、不思議と仲良くなっている。

 

 

 

息子さんと経理の方、

どちらもやる気があるので、

達成しそうですね。

 

 

 

 

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

 

社長の『お金』と『人』へのストレスを減らし

『納得できる意思決定』をサポートする

金沢の 企業未来デザイナー

 

〒920-0024 金沢市西念2-35-23

奥伸ビル202号室

 

小林弘昌税理士事務所 代表税理士

株式会社ツナガル 代表取締役

TEL: 076-223-2229   

FAX: 076-223-6781 

携帯:090-1120-3808

 

ホームページはこちら

http://kanazawa-kaigyou.com/