時効の援用シリーズ3日目です。
昨日は、個人信用情報照会について
書きましたが、それを受けて、
『金融機関はどう判断するのか?』を
本日は書いてみます。
いずれにせよ、
サラ金からの借入を21年間の間、
放置したことには変わりはありません。
しかし、この方の場合には、
遥か昔のことであり、
かつ、海外に赴任したこともあり、
そんなことは、融資を判断する上で
大きな問題ではありません。
時効の援用を行った場合における
金融機関の判断については
分かれます。
大切なのは、過去の事実に対して
どのように向き合ったのか?
ここが問われます!
選択肢は3つです。
①時効の援用により債務を抹消する。
②バカ正直に返済する。
③放置する!
③は最悪です。
どの金融機関も、間違いなく門前払いです。
迷うのは、①と②の選択です。
①を勧める金融機関である
○○政策金融○○は、
プロセスは重視しません。
審査を行うときに、
債務の整理が完了されていたら、
全く問題はありません。
とっても優しい?金融機関です。
民間の金融機関は、
そんな男前な判断をしないのが
一般的でしょう。
時効の援用をして、
借金を消滅させる人は、
同じことを繰り返す。
そう考えます。
金融機関としては、
これから貸すであろう貸付も
消滅されたら困りますからね。
『借りたものは返す!』
そんなことができない人は
相手にしない。
最も普通な考え方です。
多くの金融機関は、
当たり前のことを求めます。
中には、時効の援用を行っても、
問題ないと考える
民間の金融機関もあるでしょう。
金融機関ごとに異なります。
②でしか対応しない金融機関が
ほとんどでしょう。
時効の援用により、
借金を消滅することなく、
バカ正直に、借入を返済した場合には、
どこの金融機関でも
案件として受付はするでしょう。
ただ、ここで問題が一つあります。
返済により自己資金が減っちゃいます。
自己資金の減少により、
信用が低くなってしまいます。
金融機関の判断 以前に、
事業自体も始めることが
できなくなることもあるでしょう。
金額の大小により
判断は違ってくるでしょう。
勝手に判断する前に、
正直に金融機関に事情を説明し、
判断を相談するのが、
間違いないでしょう。
遠い過去のことなので、
親身になって考えてくれるはずです。
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