761号目 時効の援用、金融機関はどう見るか? | 社長が不在でも自然と業績が伸びる組織づくりをマルゴト支援するあなたの心のパートナー

 

 

時効の援用シリーズ3日目です。

 

 

 

 

昨日は、個人信用情報照会について

書きましたが、それを受けて、

『金融機関はどう判断するのか?』

本日は書いてみます。

 

 

 

 

 

 

いずれにせよ、

サラ金からの借入を21年間の間、

放置したことには変わりはありません。

 

 

 

しかし、この方の場合には、

遥か昔のことであり、

かつ、海外に赴任したこともあり、

そんなことは、融資を判断する上で

大きな問題ではありません。

 

 

 

 

時効の援用を行った場合における

金融機関の判断については

分かれます。

 

 

 

 

 

大切なのは、過去の事実に対して

どのように向き合ったのか?

ここが問われます!

 

 

 

 

選択肢は3つです。

 

①時効の援用により債務を抹消する。

②バカ正直に返済する。

③放置する!

 

 

 

 

 

 

③は最悪です。

どの金融機関も、間違いなく門前払いです。

 

 

 

 

 

 

 

迷うのは、①と②の選択です。

 

①を勧める金融機関である

○○政策金融○○は、

プロセスは重視しません。

 

 

 

審査を行うときに、

債務の整理が完了されていたら、

全く問題はありません。

とっても優しい?金融機関です。

 

 

 

 

民間の金融機関は、

そんな男前な判断をしないのが

一般的でしょう。

時効の援用をして、

借金を消滅させる人は、

同じことを繰り返す。

そう考えます。

 

 

 

 

 

金融機関としては、

これから貸すであろう貸付も

消滅されたら困りますからね。

 

 

 

 

『借りたものは返す!』

そんなことができない人は

相手にしない。

最も普通な考え方です。

多くの金融機関は、

当たり前のことを求めます。

 

 

 

 

中には、時効の援用を行っても、

問題ないと考える

民間の金融機関もあるでしょう。

金融機関ごとに異なります。

 

 

 

②でしか対応しない金融機関が

ほとんどでしょう。

 

 

 

 

時効の援用により、

借金を消滅することなく、

バカ正直に、借入を返済した場合には、

どこの金融機関でも

案件として受付はするでしょう。

 

 

 

 

 

ただ、ここで問題が一つあります。

返済により自己資金が減っちゃいます。

自己資金の減少により、

信用が低くなってしまいます。

 

 

 

 

 

金融機関の判断 以前に、

事業自体も始めることが

できなくなることもあるでしょう。

 

 

 

金額の大小により

判断は違ってくるでしょう。

 

 

 

勝手に判断する前に、

正直に金融機関に事情を説明し、

判断を相談するのが、

間違いないでしょう。

 

 

 

 

 

遠い過去のことなので、

親身になって考えてくれるはずです。

 

 

 

 

 

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