739号目 こんなときは、長期も短期もですね。 | 社長が不在でも自然と業績が伸びる組織づくりをマルゴト支援するあなたの心のパートナー

 

本日お越し頂いたのは、

現在、個人で事業をされている方です。

うちのスタッフの紹介です。

 

 

 

数年前に起業され、

今年から消費税の課税事業者になっています。

昨年から、そんなことは分かっているけど、

2月まで、ずるずると放置し、

ようやく、相談に来られたようです。

 

 

 

 

 

ご存知のように、原則として、

課税売上高が1,000万円を超えると、

その、2年後から課税事業者になります。

 

他にも、課税事業者になることも

ありますが、ここでは割愛します。

 

 

そんな訳で、消費税の課税を避けるためにも、

法人を設立されるという。

規模も、まあまあ大きくなり、

スタッフの雇用も決まっているといいます。

 

 

 

 

今までは、

自宅兼事務所で事業を行ってきたけど、

テナントを借りるそうです。

 

 

という訳で、4月までには、

法人を設立し、事務所を借りて改装し、

新しいスタッフを雇う準備をする。

 

今までとはスタイルが大きく変わります。

 

 

 

 

借入が必要とは言うけど・・・・

『資金はいくら必要ですか?』と聞いてみる。

 

 

案の定、『分からん!』

 

 

そうなんです。

この状態では、本人も私も分かりません。

 

 

 

 

 

県外での事業も多く、

金沢には、ほとんどいないと言います。

 

せっかく、お越し頂いたんだから、

この場で、利益計画を作りましょう。

 

私もスッキリしたいんですよ。

 

 

 

 

僅かだけお時間があるとのことなので、

サクッと作ります。

 

特に怖いのは、運転資金です。

 

スタッフを雇用するとどうなるのか?

大きな受注が数件あるそうなので、

いくら用意しておけばいいのか?

 

何月にどうなるのか?

月の推移で知りたいんです。

 

 

 

 

ザックリでいいから、毎月の数字を並べると、

数字が苦手な経営者でも、感覚で理解できます。

 

 

 

 

 

話しを聞いても、

資金がいくら必要なのかは分かりませんが、

数字を並べると、見えてきます。

 

 

 

 

通常の運転資金と設備資金は

長期で借りて、

 

大型受注への対応は、

短期で借りる。

 

 

両方借りるのがベストです。

 

 

 

 

 

長期とは、3年から10年、

長ければ20年かけて返済するものです。

 

短期は1年以内。

1週間だけってこともできます。

瞬間的な資金の需要に対応できます。

 

 

外注費の支払いと売掛金の回収のずれが

あるときだけ借りる。

 

 

瞬間だけ、1,000万円が必要になります。

規模が大きくなると、

瞬間で、数千万必要になるかもしれません。

 

 

短期の借り入れを重ねることで、

より大きな金額の調達が可能になります。

 

 

 

 

 

私も、融資の方針が決まってスッキリです。

 

 

 

 

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