M&Aと言われる、会社の売買が
最近、私の周りでも増えています。
会社の売買は、
正式には、株式の売買です。
会社を買いたい人は沢山います。
会社を売りたい人は、なかなかいない。
売りたい金額で売れなければ、他に売る。
そんなバランスで成り立っています。
異業種に進出したく、
既存の事業と全く関連のない業種の会社を
買うこともありますが、
関連した業種の会社を買うのが一般的でしょう。
ちょっと二ッチな企業となると、
売りたいと言っても、買う人は限られます。
その地域では1社のみ対象なんてこともあります。
そんな二ッチな業界の中でのM&A。
売り手から『買わない?』と持ち掛けれらた
買い手の経営者から、相談がありました。
買い手は、無理な値下げは要求しないが、
常識を超えて高い金額では買いたくない。
至って普通のいい方です。
それに対して、売り手は、
無茶に高い金額を提示します。
客観的な評価額を出しても納得しない。
売り手には、
これまでその企業を育てた思いがあるのか、
単に、お金が欲しいだけなのか、
値下げには応じません。
購入を断ってもいいが、できれば買いたい。
第三者から言われると、納得もするでしょうが、
私は、買い手の一味と思われています。
購入資金として金融機関へ申し込む。
金融機関は、
融資の審査の一環として、
資金使途が適切かを判断します。
つまり、株価の査定を行います。
売り手に提示するには、これで十分です。
『銀行から高額だと指摘された。』
その一声で、
金額交渉は主導権を握ることができます。
こんな案件が続いています。
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