M&Aについて、
クライアントからの相談です。
銀行から、『企業を買いませんか?』と、
持ちかけられたけど、どうしたらいい?
その企業とは、取扱商品は全く被ってないが、
大きなくくりで言えば、同業者。
話しを持って来やすいのでしょう。
企業を買うことになれば、
売上の拡大が見込めるが、
取り扱ったことがないので、
手間がかかります。
人の負担、設備の負担、管理の負担、
資金の負担、・・・・
今では、比較的規模の小さな金融機関でも、
取引先間での売買を中心に、
M&Aを扱っています。
M&Aを行うと、金融機関にとって、
どんなメリットがあるのか?
金融機関に、仲介手数料が、
最低でも数百万円入ります。
でも、そんなものが目的ではありません。
すべてがそうとは言わないが、
一番のメリットは、不良債権の減少です。
あなたの会社のためではなく、
自分の金融機関のためのM&Aです。
金融機関は、不良債権を減らしたい。
そう考えています。
債務超過となり、資金繰りが厳しく、
今後、返済が見込めない企業への
貸し出しを減らしたい。
単独での再建が見込めないのであれば、
正常な企業に買ってもらおう!
買った瞬間に、
不良債権は、正常債権に変身します。
しかし、
逆に、買った企業も業績が悪化し、
不良債権が増えることにもなりかねない。
売買後に、どうなろうが、
金融機関は、責任を取ることはありません。
M&Aにより、業績が伸びるか、
買った企業の自己責任。
金融機関が、
M&A後のフォローをした話は
聞いたことがありません。
紹介された企業の決算書を見る限り、
今回の提案では、企業を買うメリットは、
全くないように感じます。
金融機関の話を鵜呑みにしないで、
そもそも、
その企業を買う目的は何かを
明確にすることです。
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