199号目 不正ができない環境をつくってますか? | 社長が不在でも自然と業績が伸びる組織づくりをマルゴト支援するあなたの心のパートナー

 

新規のクライアントより

報告がありました。

 

 

 

 

従業員の一人が、数年間に渡り

横領していることが分かったそうです。

 

 

 

 

 

 

 

先日、金額的に疑わしく感じたため、

『在庫の実態を調べて下さい。』

と、私がお願いしたのが、きっかけです。

 

 

 

 

 

 

今までに、社員が横領をしたケースを

何件か見ています。

 

 

 

 

 

 

建設会社では、建設資材や道具をこっそり売っていた。

 

 

 

 

 

 

 

電気工事業者では、廃材をこっそり売っていた。

 

 

 

 

 

自動車販売会社では、中古車をこっそり売っていた。

 

 

 

 

 

歯科医では、金属や高額材料をこっそり売っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

他にも、いっぱりあります。

 

 

 

 

 

トーマツによる「企業の不正リスク実態調査2016」によると、

企業において、不正が発生している確率は、

25%を超えます。

 

 

 

参考文献は以下の通り

https://www2.deloitte.com/jp/ja/pages/about-deloitte/articles/news-releases/nr20161117.html

 

 

これは、発覚したものだけなので、

発覚していないものも含めると、

もっと多いでしょう。

 

50%を超えているかもしれません。

 

 

 

 

 

 

『不正の責任』は、

誰にあるでしょうか?

 

 

 

 

 

 

不正が発生するのは、

社員が悪いのではありません。

 

 

 

 

不正ができる環境をつくった経営者の責任です。

不正ができちゃうと、不正をしちゃうんです。

 

 

 

 

 

不正が発生すると、不正をした社員も、

会社側も不幸になるだけです。

 

 

 

 

『不正をできない環境をつくる』のが、

経営者の仕事です。

 

それが、社員を助けることにもなります。

 

 

 

 

 

 

 

私は銀行員時代に、出納を担当していた頃、

『こんなふうにしたら、

銀行から現金を持って帰れますよ。

2億円、持って帰っていいですか?

って、上司に聞いたことを思い出します。

 

 

 

 

 

 

2週間あれば、こっそりと、

2億円程持って帰ることができたんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

もちろん、やってませんよ。

 

 

 

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