新規のクライアントより
報告がありました。
従業員の一人が、数年間に渡り
横領していることが分かったそうです。
先日、金額的に疑わしく感じたため、
『在庫の実態を調べて下さい。』
と、私がお願いしたのが、きっかけです。
今までに、社員が横領をしたケースを
何件か見ています。
建設会社では、建設資材や道具をこっそり売っていた。
電気工事業者では、廃材をこっそり売っていた。
自動車販売会社では、中古車をこっそり売っていた。
歯科医では、金属や高額材料をこっそり売っていた。
他にも、いっぱりあります。
トーマツによる「企業の不正リスク実態調査2016」によると、
企業において、不正が発生している確率は、
25%を超えます。
参考文献は以下の通り
https://www2.deloitte.com/jp/ja/pages/about-deloitte/articles/news-releases/nr20161117.html
これは、発覚したものだけなので、
発覚していないものも含めると、
もっと多いでしょう。
50%を超えているかもしれません。
『不正の責任』は、
誰にあるでしょうか?
不正が発生するのは、
社員が悪いのではありません。
不正ができる環境をつくった経営者の責任です。
不正ができちゃうと、不正をしちゃうんです。
不正が発生すると、不正をした社員も、
会社側も不幸になるだけです。
『不正をできない環境をつくる』のが、
経営者の仕事です。
それが、社員を助けることにもなります。
私は銀行員時代に、出納を担当していた頃、
『こんなふうにしたら、
銀行から現金を持って帰れますよ。
2億円、持って帰っていいですか?』
って、上司に聞いたことを思い出します。
2週間あれば、こっそりと、
2億円程持って帰ることができたんです。
もちろん、やってませんよ。
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