税務署が顧客を意識すると、○○○ | 社長が不在でも自然と業績が伸びる組織づくりをマルゴト支援するあなたの心のパートナー

 

社長の『お金』と『人』へのストレスを軽減させ、

『納得できる意思決定』をサポートする

金沢の 企業未来デザイナー 小林弘昌です。

 

 

本日は、税務署からスタート。

 

閲覧申請ってご存知ですか?

 

過去に税務署に提出した書類を、

見せてもらうんです。

 

 

申告書などの税務署類を作成する際、

どうしても過去の申告書や届出書の内容を

確認する必要が出てきます。

 

 

 

過去にどのような申告をしたかにより、

これからの申告の内容が変わるからです。

 

なので、

閲覧する(みる)ことが、できるんです。

 

でも、これがめちゃ大変なんです。

 

 

 

 

本人が閲覧するなら、

本人確認書類を提示して、

閲覧できるのですが、

 

 

閲覧はできても、コピーはできない。

 

 

別の制度で、コピーもできますが、

3週間ほど、時間がかかるんです。

参考までに。

 

 

 

だから、

本人だけ行っても、分かんないんです。

 

専門的知識がいるので、

会計事務所に同行を依頼する場合も少なくありません。

 

 

 しかも、

クライアントの代理で会計事務所が行く場合でも、

会計事務所の職員は代理人としては認められない。

 

 

だから、

税理士本人が行かないといけない。

 

 

 

だから、大変なんです。

 

 

 

今回は、

本人が既に亡くなっている。

しかも、唯一の相続人に、行為能力がない! 

 

 

 

認知症とかで、

 

判断能力が不十分な方々は、

 

本人が不利益にならないように守るため、

 

成年後見制度というものがあり、

 

代理人である成年後見人が、

 

本人の代わりに法律行為をするんです。

 

 

 

 

要は、

亡くなった方の相続人に行為能力がないので、

相続人の成年後見人と一緒に税務署に

行ったんです。

 

 

 

なので、ややこしいんです。

税務署の方々もこんがらがる。

 

 

 

 

 

ややこしいし、

 

税務署で待ちたくないから、

 

数日前に連絡して、

 

税務署に行ったんです。

 

 

 

 

税務署側は、

 

名前も名乗らず始まり、マニュアルを見ながら説明される。

 

「俺の方が詳しいんじゃない?」なんて、思っちゃう。

 

 

 

 

申告書を見るために、色んな書類を書かされ、

 

書類が出てくるまで、1時間半!

 

 

 

 

しかも、書類が出てから、

 

自分で写経のように、

 

白紙の用紙に写すんです。

 

あり得ない!!!

 

 

 

 

本人確認はもちろん必要だけど、

 

こんなこといるの???

 

 

 

 

 

普通の会社ではあり得ない!

 

 

もし、私が税務署なら、

 

 

 

 

ミッションの一つに、

 

『日本から節税という言葉をなくし、

 喜んで税金を納める社会を、

 国民とともにつくる

 

を、掲げるかもしれません。

 

 

 

これは、税金を集めるだけなく、

税金の使い方があって実現できることですが、

 

 

 

そんなミッションが、税務職員の心にあると、

 

 

 

 

「ようこそ、小林さま、お待ち申しておりました。

 

先日連絡頂いた件ですね。

 

この通り、書類をご用意しておきました。

 

一応、本人確認をさせて頂きます。

 

ありがとうございます。

 

念のため、必要かと思い、

 

これも用意しておきました。

 

とか。

 

 

 

 

 

税務署のお客様は、どなたでしょうか?

 

 

 

 

税務署が顧客を意識すると、

 

仕事が変わるような気がします。

 

 

 

 

 

 

 

 小林弘昌税理士事務所 代表税理士

 株式会社アークシードラボ 代表取締役

 

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