アリゾナ州フェニックス郊外。中古車販売店のセールスマン、ルディは常に社内でセールス・トップを保持し、やがては議員になることを夢見ていた。一方、向かい側にはルディの会社の社長ルークの弟であるロイが同じく中古車販売業を経営し、ライバル心むき出しで販売に勤しんでいる。そんなある日、高齢のルークが心臓発作を起こし、そのまま帰らぬ人となってしまう。そこでルディら社員たちは、ルークの長期休暇と偽り、あらゆる手法でセールスを展開、ロイの会社を圧倒していく。しかし、ある時突然、長年消息不明だったルークの娘が現われ、父の事実を知った途端、ルディたちは全員解雇されてしまうのだが…。  

 

 

 

 

 

 

こちらは1980年公開の アメリカ映画になります

後に 「バックトゥーザフューチャー」でブレイクする ロバート・ゼメキス 監督の作

 

品で製作総指揮が スピルバーグ が請け負っておられます

 

 



映画を観だした中学生の頃、ポスターなんかは気になっていたので、良い機会と思い

レンタルしてみた次第です (ここのポスターはオシャレな方にしてみましたが)

思いっきりの80年代コメディ映画で、若き頃の カート・ラッセル が調子の良い、カ

 

ーセールスマンのルディ を演じています 最近は地味に、プチブレイクしてる感があ

 

りますが 兄弟でありながら、道を挟んで、向かい合わせで営業している、中古車販

 

売店の社長を、私が好きな ジャック・ウォーデン が一人二役で奮闘しております

 

 



ルディが勤める販売店の社長が、向かいの社長の弟の画策で、心臓発作で亡くなって

 

しまいます 兄が死んだ事がバレると、こちらの店も、弟の物となってしまうのを防

 

ぐ為、ルディ達は社長の死を隠し、様々な荒手の営業活動をして、奮闘するのであり

 

ました

 

 



アメフトの試合中に、テレビ回線をジャックして、自分の会社のCMを流したり セ

 

クシーダンサーを店に呼んで、ディスコのような状態にして宣伝したりと、80sお

 

バカ爆発であります そんな中、行方知れずだった兄の娘が帰ってくるのでした 最

 

初は社長はマイアミに行っていると、嘘をついて、ごまかしていたのですが、その嘘

 

がバレて、ルディ達は解雇されてしまいます

 

 



ルディ達が居ないのを、チャンスと踏んだ弟は、ある手段で兄の娘を罠にはめるので

 

した このままでは会社が奪われてしまう、と気付いたルディ達は、娘と会社の為に

 

奔走するのでありました 会社を救う為の条件は、「車を期日までに250台、兄の

 

会社に揃える!」というとんでもなく不可能に近い内容なのでありました!これをど

 

う乗り切って、それだけの車を揃える事が出来るのか!が見せ場になるのでした

 

 



後半の見せ場である車のシーンでありますが、ついつい スピルバーグ の隠れた名作 

 

(個人的な意見です^^)「続 激突カージャック」(酷い和タイトルですな)や、 

「ブルース・ブラザース」のカーチェイスシーンを思い起こさせました ズラズラ~

 

っと車が連なっている感じが、、、

 

 



今作、後に発揮される ゼメキス監督のエッセンスが詰まった作品となっております 

 

特に 「バックトゥー」 にこの作品で学んだ事が、上手い事、集約されたんだな~と感

 

じられます 「キャスト・アウェイ」 以降、あまり、ぱっとしない感がある ゼメキス

 

監督 ではありますが「コンタクト」 は個人的には、大好きであります カール・セー

 

ガン 原作だし またこのような、明るいコメディタイプの作品も撮って欲しいもので

 

ございます

 

 



衣装 (特に、カートラッセル が着ているスーツ)が、メチャメチャダサイのも見物で

 

あります 80年代のアリゾナ州、という場所的な事もあるとは思いますが、、、

もうじきレンタル店から消えてしまうかも知れませんので、見かけたら一度手に取っ

 

てみてはいかがでしょうか 

では、また次回ですよ~! バイバイ