「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」などの宮崎駿が、「風立ちぬ」以来約10年ぶりに監督を務めた作品。タイトルは吉野源三郎の同名の著作に由来し、宮崎監督が原作と脚本を手掛ける

 

 

 

 

 

 

7月14日、ついに宮崎駿監督作の「君はどう生きるか」が公開されました

 

友人のスケジュールの都合で劇場へ行くのが15日になりましたが、どうしても我慢

 

できず、公開初日の初回の上映に一人で向かいました。

 

宮崎駿監督の新作を初日に劇場のスクリーンで鑑賞できるというのはこの日にしか

 

体験できるものではないですからね。

 

座席はスクリーン前に空席がある程度の入りで、上映時間もあってほぼ大人の観客層

 

で占められていました。

 

場内の照明が落とされ、スクリーンにはお馴染みのトトロが描かれたジブリのロゴが

 

映し出された瞬間、感銘深い感情が押し寄せました。

 

そしていよいよ宮崎駿監督の新作の上映が始まりました、、、

 

 

 

上映が終わり、席を立つ観客の多くはほぼ無言のまま場内を後にしていきました。

 

私もその一人で、体感した物語をもれこぼさないようにしようとする気持ちと、映画

 

から受け止めた感動を自身の心のどこに置こうかとすり合わせる事に必死でした。

 

その翌日も観に行った訳ですが、いまだにその置き場所は定まりません。

 

皆さん一人一人、それぞれが抱いている宮崎作品との関係やおもいによって十人十

 

色、様々な捉え方が出来る作品なのではないでしょうか?

 

とにかく宮崎駿という作家の新作を劇場で観れた事がもっとも重要なのです。

 

そしてこの映画には宮崎駿の作品に期待するものは全て入っていますし、否定したい

 

ものも全て入っています(笑)。

 

それらを踏まえて私はこの作品が好きです。自分の中でどのように捉えればいいのか

 

正直今はまだ分かりませんが、これまでの作品のように時間をかけてゆっくりと

 

心の中に沁み込んで来るんじゃなかと思われます。

 

子供向きではないという声も聞きますが、大人でもこの映画をつまらないと感じる人

 

もいるでしょうし、子供は子供なりに何かをこの作品から感じる子もいるのではない

 

でしょうか。 作品の内容を理解するという事はさほど重要ではなく、この作品を観

 

て何を感じたかが宮崎駿監督の意図なのかも知れません。

 

そういう私もまだ映画の中で わらわら ニコニコ と浮かんでいるのですが、、。

 

劇場で観れる機会は短いと思いますので、サービスデイとかを駆使して、是非劇場に

 

足を運んでみてはいかがでしょうか、です。

 

では、また次回ですよ~! パー