パンダコパンダ
スタジオジブリを代表する高畑勲と宮崎駿が1972年に手掛けた傑作アニメ。
1972年に日中友好の一環として中国からジャイアントパンダが上野動物園に贈られた
ことをきっかけに起こったパンダブームに合わせて公開されたこのアニメーション。
監督は高畑勲、宮崎駿が原画の他に、原案、脚本、画面設定を担当した、ほぼ宮崎駿
の映画といっても良い作品で、 公開時は東宝チャンピオンまつりの「ゴジラ電撃大作
戦」と合わせての公開でした。
お話は、おばあさんと二人暮らしの少女ミミ子が一人でお留守番をしていると言葉を
喋るパンダの親子が現れて、ミミ子と一緒に親子ごっこの生活を始めるという心温ま
るファンタジー映画です。
34分の短編作ですが、後の宮崎作品の特徴的な描写やアクションと笑いが随所に散
りばめられていて、ジブリ好きにはたまらない作品となっています。
ミミ子の声を担当している杉山佳寿子さんをはじめ、パパンダの熊倉一雄さんのユー
モラスな声がまた魅力的。実は動物園から逃げ出したというパンダ親子の結末も、
意外と現代的なのにほっこりと笑えてしまう宮崎駿のセンスもグーです(笑)。
その後の宮崎駿映画を彷彿とさせる場面が多々見られる作品ですが、一番目立つのが
このオープニングタイトルでしょうか?あの「となりのトトロ」にそっくりで、体形
といいキャラクターといいトトロの原型のような映画です。
中山千夏 作詞、水森亜土の歌は、一度聞いたら耳から離れません
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この作品が好評だった事で翌年には続編の「パンダコパンダ 雨ふりサーカスの巻」も
公開されました。
大雨で洪水になった町のお話ですが、その洪水と水の表現の素晴らしさと美しさに
さすが宮崎駿監督!とビックリしてしまいます。
昭和の子供向けアニメ感は否めませんが、アニメ的な表現の可能性や見せ方の巧みさ
等、いまだにその凄さと楽しさが詰まった作品です。
といったところで、また次回ですよ~! ![]()











