「モードの帝王」と称されたフランスのデザイナー、イブ・サンローラン絶頂期の光と影を、「ハンニバル・ライジング」の実力派美形俳優ギャスパー・ウリエル主演で描いた伝記ドラマ。
サンローランが「モンドリアン・ルック」や「スモーキング」で世界的注目を集めた直後、1967年からの10年間にスポットを当て、華々しい成功の影に隠された孤独と苦悩に迫る。
デザイナーとして大ブレイクを果たしたサンローランは、徹底的に美を追及する一方でプレッシャーに苦しんでいた。ブランドのミューズであるベルやモデルのベティ、愛人ジャックとの刹那的な快楽でも心は満たされず、やがてデザイン画を描くことができなくなってしまい……。
この映画を観て、昔、服のデザイナーに憧れていた頃を思い出しました
絵や、デザイン画を描く事は好きだったのですが、「裁縫もやらなくちゃいけないよ
な~」と気付き、諦めた覚えがあります (TωT)
若い頃は服が好きで、バイト代を貯めては、新幹線で、東京の渋谷まで出かけて
当時,PARCO partⅡ にあった、高橋幸宏のお店で、まとめ買いするのが楽しみでした
後の、山本耀司も彼の服が好きで、買って着ていたと、インタビューで読んだ覚え
があります
今では、とても買う事も出来ません オークションで Y's や ギャルソンを
覗き見するくらいです 若さのなせる業でしょうか、、、
そんな事を思い出させるこの映画であります
イブサンローランは、ほぼレディースなので、あのロゴマークしか馴染みはないの
ですが、それを知らずとも、楽しめる作品でした
当時の若者のカルチャーや、音楽、インテリアなども楽しめますし
今では完全にOUTの生活も (ワンちゃんは可哀そうでしたが、、、)
そして主演の ギャスパーウリエル を初めて見たのですが、抑えた演技で、艶めかしく
サンローランを演じています
とても綺麗な映画ですが、特にラスト近くの、新作発表のショーはとても美しい撮影
と音楽で心酔させられます アルトマンの「プレタポルテ」とは大違いです
おまけとして、レア・セドゥーも出ておりました (^ε^)♪
現実を忘れて、70年代のお洒落さんの世界を垣間見てはいかがでしょうか
しかし、天才には孤独な人が多いですね 天才でなくても、、ですが、、、
では、また次回ですよ~!