- ウッディ・アレンの監督第40作となるコメディ。 -

 

 

 

 

 

 

現代のニューヨーク。かつてノーベル賞候補だった天才物理学者のボリスも、今では社会から孤立し自堕落な日々をおくる気難しい初老の男。ある夜、ボリスの家に南部の田舎町から家出してきた娘メロディが転がり込み、そのまま居座ってしまう。2人は生活をともにするうちにひかれあい、年の差を乗り越えて結婚するが……。主演は人気コメディアンのラリー・デイビッド。ヒロインのメロディに「レスラー」のエバン・レイチェル・ウッド。


 



ウディアレン 彼に対する私のイメージは

インテリ、理屈っぽい、多作、ユダヤ人、私生活、、。

などで、あまり進んで観ようとは思っていなかったのですが、最近観た「ミッドナイ

 

トインパリ」が、結構好きな作品だったので、ついでに観てみたのです

この作品はコメディで、評判も良く、時間も1時間半という丁度いい長さで、鑑賞に

 

は最高です!

 

 



お話は、初老の主人公と、そこに転がり込んで来た若い女性

しばらくはこの二人のぎこちない生活が続くのですが、いつの間にか、何の成り

 

行きか、結婚!

しばらくすると、今度は彼女の母親が訪ねてきます、、そして父親も、、

この4人が出会った事で、それぞれの新しい自分達の人生を、見出していくのです

見出していくというよりも、偶然に導かれていくといった方が良いのかも知れませ

 

んが、、ただこの主人公の男が、まぁ ウディアレン の代弁なのです

自分でやれば良いのにと思うほどの、、、

 

 



でも本人でやったらあまりに まんま過ぎて、、で、やめたのかも知れません

手法は自作の「アニーホール」のように主人公がこちらに話しかけてきます

そして僕達に、理屈と嫌味と現代社会の嘆きを語ってきます

でもこの話、意外と思い当ってしまいます 

多分、誰しも口にしないだけで、思っている事なのかも知れないので、彼を嫌いに

 

なれません

そして最後は収まる所に収まって、まぁハッピーエンドと相成ります

 

 



特別感銘を受けるという事も、これを観て人生観が変わるという事もないかも

 

知れませんが

人生なんてそんなもんさ、気軽にやりたいようにやれば良いさ!

と、言われているような作品です

ウディアレン初心者には、ちょうどいい作品かもしれませんので、この機会にでも

 

ご覧になってみてください。

PS それが分かっていても難しいのが人生なのですがね  (/TДT)/

ではまた次回ですよ~! パー