TBS系列『水曜劇場』で1978年5月17日から1979年2月7日の間に放送された、
コメディ仕立てのホームドラマ
あの名作ドラマ「寺内貫太郎一家2」が終了して1年半後という時が過ぎ再び誕生いた
しましたこちらのドラマ。最初が「ムー」で半年後に「ムー一族」が放送されました
が、幼い記憶が曖昧で頭の中ではもうその2作が融合されてしまっています。
石屋から足袋屋の「うさぎ屋」を営む一家へ舞台がリニューアルされましたが、基本
「寺内貫太郎一家」のモデルを継承したような設定と、引き続き出演されている役者
陣の顔ぶれがによって、不動のお茶の間世界で繰り広げられる日常が描かれます。
しかし「寺内貫太郎一家」以上にバラエティ色が強くなり、基本はドラマではありま
すが、歌やコントやゲストが登場したり、時に生放送をぶち込んだりと、大人向けの
シュールでカオスな世界が展開された不思議なドラマでありました。
これをまだ小学生だった私が一人でワクワクしながら観ていたというのも不思議です
そのドラマの中で歌われてヒットしたのがこの2曲。
阿木燿子と宇崎竜童、阿久悠なんて人が作った曲にしてはやっぱりシュールで、希林
さんが2曲とも微妙な歌唱力と声量でのコーラスなのにも笑えちゃいます。
大人が真面目にふざけて作っている感じがたまらない、時代が生み出した正にお化け
ドラマでありました(笑)。 良き良き。
といったところで、また次回ですよ~!