1965年から1990年までTBS系で放送されていた銭湯を舞台にしたホームドラマ。
出演 森光子、船越英二、松山英太郎、松原智恵子、悠木千帆、堺正章、浅田美代子
私が幼少期に記憶している一番最初のドラマがこちらでございます。
とはいえこのドラマ、古いシリーズでも3部に分かれている事や、自分の年齢がリアルタイムで観ていたにしてはあまりに幼かった事、再放送も頻繁にしていたというのもあってどの辺りから観ていたのかかなり曖昧ではありますが、しっかりと記憶に刷り込まれているホームドラマであります。
特に記憶に残っているのが第3部の浅田美代子が加わってからのシリーズ。従業員の堺正章と悠木千帆との3人のメンバーでボイラー室に集まってのアドリブのようなコント風の会話シーンがとにかく面白かったのを覚えています。
役者でもない人がゲスト出演したり、唐突にコントが始まったりと、当時としてはかなり斬新な演出で、この後に始まる「寺内貫太郎一家」含め、向田邦子さんと久世光彦さんのお二人は、その後の私の人間形成に少なからず影響を及ぼしているのは確かなのでございます(笑)。
劇中歌をドラマの中でそのまま歌わせるという斬新さと同時に、抒情的なクッションにもなっているという粋な演出は素敵でしたね~!
ではまた次回ですよ~!