映画「フロッグ」
少年の失踪事件が相次ぐ街を舞台に、事件の担当刑事の家で異変が起きるサスペンススリラー。
- I SEE YOU - 監督 アダム・ランドール
出演 ヘレン・ハント、ジョン・テニー、ジュダ・ルイス、オーウェン・ティーグ
こちらは2019年制作の アメリカ映画
です。(109分)
その街である日、10歳と9歳の少年が立て続けに失踪する。現場には、かつて世間を騒がせた連続少年誘拐殺人事件と同じ緑色のナイフが残されていた。しかし、既に当時の犯人は逮捕されており、捜査は難航していた。 一方、当時の事件で犯人を逮捕した刑事グレッグは相棒と共に今回の事件も担当する事になる。
捜査が混迷を極める中、グレッグは妻の不倫問題にも頭を悩まされていた。 不倫を知った一人息子のコナーはそんな母親に嫌悪感を抱き、度々衝突を起こしていた。 それ以来穏やかだった家庭は不穏な空気に包まれていた。
そんな中、グレッグの自宅では次々と不可解な出来事が起こり始める。 誰もいないのに閉まる扉。 誰も触っていないはずのテレビは、突然事件のニュースを流し始める。この街に、この家に、一体何が潜んでいるのか。 そして、一家の一人息子コナーの元に届く不可解なメッセージ。その意味が明らかになる時、事態は予想もしなかった結末へと動き始める、、。
かなり不気味なジャケットに、B級サイコホラーを予感させます。 そんな危険な香りを感じつつも、予備知識一切ないままのチャレンジ精神でレンタルをばしてみましたよ。映画は友達と別れて一人自転車で家路につく少年の姿から始まります。 森の中を軽快に走っていた少年が次の瞬間、身体だけ宙を舞って自転車から引き離されます。
その画はまるでスティーブン・キングのホラー映画のようで、これはゴーストやオカルト系の作品だなと観始めました。 その少年は行方不明になり、他にも町では数名の子供が行方不明になっていたのです。 これを担当する事になった刑事のグレッグが捜査にあたりますが、グレッグの家庭にも問題があり、奥さんの不倫が発覚!。 年頃の息子は母親に不信感を抱いて家族はギクシャクしています。
事件の捜査はなかなか進まず、映画は次第にグレッグの家庭の不和が中心となっていきます。 そのうちグレッグの家でもおかしな現象が起こり始め、最初は息子の仕業と思っていたものがつじつまの合わないものとなり、謎の殺人まで起きてしまうのでしたー! と、映画の中盤となったあたりで突如、時間は数日前に戻される事になり、新たな登場人物が表れるのですが、、
といった感じで少年の失踪事件を皮切りに、映画はホラー、スリラー、サスペンスと様々な表情に変化していく作品です。 中盤からはあの 「カメラを止めるな」 のような展開で様々な伏線を回収していく気持ち良さも味わいながら、その奥にある闇も見せたりと、それなりに楽しめる作品ではあります。
ただ、若干まったりと進むストーリー展開と種明かしが長く感じてしまう所があります。そもそもの少年失踪事件の捜査とは関係ないグレッグの家の事がお話のメインとなる為、事件は?と、後から繋がる事になるのですが、中盤戸惑う時間が出てしまいます。
他にもある人物の行動に何故?と、イライラを感じる場面もありますが、そこもちゃんと解消されてひと安心です。 スローペースな展開をもう少し早めて人物描写を深堀りすれば、より感情移入してラストの驚きも大きかったかも?と、ちょっと残念に思う所もありましたが、ホラーからの これ はなかなか斬新ではありました。
個人的にずっと気になってしまったのがグレッグの妻を演じるヘレン・ハントさん。あの「ツイスター」や「恋愛小説家」で観ていた彼女の面影とは別の違和感が お〇 に見られて、あれ~どうしちゃったんだろう?という気がかりと疑心暗鬼が、彼女が登場する度にそこへ注目してしまって、それがノイズとなって物語に集中出来ませんでした。
私にとってある意味彼女が一番のサスペンススリラーとなってしまったのでありました。 はぁ、。 そんな訳で、グロイホラーが苦手な方や、騙され伏線回収系がお好きな方には楽しめる作品だと思いますので、機会があれば一度ご覧になってみて下さいませ、です。
では、また次回ですよ~! ![]()













