2016年のスペイン映画「インビジブル・ゲスト 悪魔の証明」を、イタリアの新鋭ステファノ・モルディーニがリメイクしたサスペンスドラマ

 

 

 

 

 

 

  実業家のアドリアーノは、殺人容疑の疑いをかけられ、絶体絶命の危機に陥る。事業の成功で得た名声を失うことを恐れる彼の前に、これまで敗訴したことのない敏腕弁護士ヴァージニアが現れる。圧倒的に不利な状況にも関わらず、アドリアーノを無実してみせると豪語するヴァージニア。ところが、彼女は信じられない手法を用意し、アドリアーノに事件の真相を告白させる。すべての真相を語ったアドリアーノを待ち受けるものとは、、。

 

 

 

 

DVDのジャケットに 「すべてが覆るラスト!衝撃度200%!」 と書いてありましたよ。 自ら期待値を上げて自分の首を絞めているみたいで大丈夫?と心配してしまう今日この頃。 最初からオチが!というのも既にネタバレしている感もあります。 

 

 

 

 

最近のサスペンス映画にはオチのインフレが鑑賞者側に起きてしまっていて、物語を素直に観れない弊害がありますよね。 それを目当てにレンタルした私ではありますが、、本作は殺人の疑いをかけられた主人公と、その弁護を引き受けた弁護人が、ホテルの一室で事件の詳細を明らかにしていくというスタイルの内容で、私好みなシチュエーションです。 しかし、主人公を演じる俳優さんが今一つ私好みではなかった為か、あまり事件そのものに早い段階から興味が薄くなってしまったのでした。 ダメダメ。

 

 

 

 

そもそもお金持ちが美人妻とW不倫したのをごまかそうと悪戦苦闘した末に、次々と悪い方向へ転がってしまうというお話ですから、そんな主人公に共感させようとするストーリー自体いかがなものかっていう事ですよね~。 もうちょっとこちらが主人公に肩入れさせられる理由付けがあったらワクワク出来たんでしょうけどね。 不倫相手の女優さんはお綺麗ではありましたが。

 

 

 

 

まぁ、それでもなんとかラストまで鑑賞して、一応衝撃のエンディングまで無事に見届ける事が出来ました。良かった良かった。 ある程度の力技やつじつまの疑問はありますが、ストーリーに集中できればラストを含めてそこそこ楽しんで観れる作品ではないでしょうか?

 

 

 

 

本作はリメイクだというのを後から知ったのですが、個人的にはもしかしたらオリジナル版を観た方が良かったかもと思ってしまいましたが、もうこれはただただ好みの問題ですし、ストーリー自体を楽しむには影響ない作品だと思いますので、どちらか見かけたらチャレンジしてみて下さいませ、です。

 

では、また次回ですよ~! パー

 

 

 

 

 

 

 

上が本作、下がオリジナル作です。 お好みに合わせてチョイス出来ますよ! 滝汗