英国の美術鑑定士ハリーは、自分を無能呼ばわりする雇い主の億万長者シャバンダーに仕返しすべく、「積みわら」 の贋作を使った完璧な詐欺計画を練り上げる。そして話に真実味を持たせるため、名画の持ち主役としてテキサスの天然系カウガール、PJを相棒にスカウトするのだが、、。

 

 

 

 

 

こちらは2012年制作の アメリカ アメリカ イギリス イギリス の合作映画  です。(90分)

 

以前ご紹介した 「泥棒貴族」 のリメイク。 つい コリン・ファース の魅力に負けて、

 

取り寄せてまでのレンタルをしてしまいました。   

 

 

 

 

ナゾの人  本作の脚色を 「ファーゴ」 等の コーエン兄弟が担当しているのも魅力の一つで

 

ありますが、個人的には過去のコーエン兄弟のコメディ映画はあまりハマらなかった

 

私でありまして、多少の不安感は否めなかったのでしたが、、。

 

前半での成功したイメージから始めるという構成は前作をそのまま頂いておりました

 

やはりあの展開は面白かったですからね。   本  

 

 

 

 

リメイクで大きく変わっている所は、前作では 大富豪の屋敷からお宝を盗む というも

 

のでしたが、今回は 絵画収集家の大富豪である雇い主シャバンダー (アラン・リック

 

マン)に、贋作の モネの絵 を売り込もうとする設定に変更され、相棒となる女性もテ

 

キサスの勝ち気な田舎娘と、現代的にアレンジされています。 そして前作よりもコ

 

メディ色が強くなっています

 

 

 

 

主人公で発起人の 美術鑑定士 ハリー (コリン・ファース) がスカウトした PJ (キ

 

ャメロン・ディアス) に振り回されるという展開でお話が進んで行きます。 

 

その為、コメディリリーフの犠牲役となるのが コリン・ファース。 壷に手が入って

 

抜けなくなったり、スーツのままズボンだけ脱がされるというはずかしめを受けます 

 

かなりベタで古臭い感じも致しますが、それでも微笑ましいものであります。  ウインク  

 

 

 

 

コリン・ファース以外にも、シャバンダーが買収しようとしている相手として日本の

 

ケーブルテレビ局が登場します。

 

相変わらず日本人を馬鹿にしたようなキャラ設定で、若干イライラさせられますが、

 

日本語のクオリティと 日本人英語 が妙にちゃんとしているのに驚かされました。しか

 

し、これが意外なフリになっていて、ちゃんと最後には日本人の面子は保たれるので

 

ありました。 日本

 

 

 


少々苦手な キャメロン・ディアスでありますが、本作での彼女の明るい奔放なキャラ

 

は、正にハマリ役。 ハリーとの真逆の性格でお話をコロコロ転がしてくれます。 この

 

映画でも嫌な奴を演じる アラン・リックマン ですが、お茶目にオールヌードなんかも

 

披露してくれてます。

 

 

 

 

元祖 「泥棒貴族」 と比べると、といった野暮な事はせず。  これはこれでサラッと楽

 

しめる娯楽作品としてご覧になるのが良いかと思います。 

 

 

 

 

ホテルのフロントマン、ライオン、ライオンカットのネコ UMAくん と小ネタも豊富に揃

 

っておりますので、気楽に楽しみたい映画をお探しの方にはよろしいのではないでし

 

ょうか はてなマーク  という訳で、機会があればご覧になってみて下さいませ、です。  目

 

では、また次回ですよ~!  パー