運に見放されたローガン家の長男ジミー 妻には逃げられ、仕事も失い、追い詰められた彼はある大胆不敵な強盗計画に最後の望みを託す それは全米最大のモーター・スポーツ・イベントNASCARのレース中に、地下の金庫に集められた莫大な売上金を盗み出すというもの しかしそれを成功させるためには、弟クライドと妹メリーのほかに、どうしても爆破のプロ、ジョー・バングの協力が必要だった そこで現在服役中のジョーを脱獄させ、強盗終了後に再び刑務所に戻すという前代未聞の作戦が決行されるのだったが、、、

 

 

 

 

 

 

こちらは2017年制作のアメリカ映画 アメリカ です (119分)

 

鑑賞後に気付いたのですが、本作は スティーブン・ソダーバーグ監督 「エリン・ブロ

 

コビッチ」 「トラフィック」 「オーシャンズシリーズ」 等々の作品でございました 

 

個人的には 「トラフィック」 以降 「オーシャンズシリーズ」を含めちょっと低迷し

 

た印象で、いつの間にか引退を発表していたのですね それを撤回し、監督復帰1作

 

目が本作だそうであります 全く知りませんでしたが、、、 

 

 

 

 

で本作でありますが、ダニエル・クレイグ目当ての下心でレンタルした私 銃 そこ

 

そこ楽しければいいかな?位の感じだったのですが、こちら意外にも楽しんでしまっ

 

たのでありました ウインク 正にラッキーです 最近この手の楽しめる映画を観ていなか

 

った事もあって、余計そう感じたのもありますが、「オーシャン」 のような派手さと

 

少し鼻に付く洒落た感じが無い所も好感を持った一因かも知れません  グッ

 

 

 

 

Movie  ジミー・ローガンは、学生時代地元では知られた将来有望なアメフト選手でした

 

が、事故によって膝を悪くしたことでプロ入りは叶わず、妻とも離婚してしまい建設

 

作業員として働いていました 工事中 そんなジミーの弟のクライドもイラク従軍によっ

 

て左手を失ってしまい、安物の義手を付けて酒場を経営していました 妹は美容室で

 

働く日々 クライドはそんな自分たち、そしてローガン一族に降りかかる不幸を呪い

 

だとぼやいていました

 

 

 

 

そんなどうにもならない生活の中で、ジミーは膝のけがを隠していたことを理由に突

 

然作業員を解雇されてしまい、さらに元妻の引っ越しが決まり一人娘とは離れ離れに

 

なることが決まってしまいます。

 

 


 

ある日、クライドの店で兄弟の不運を笑われ喧嘩になってしまいます それををきっ

 

かけに、ジミーは一世一代の大勝負に出る決意をします サイコロ それは地元で開かれる

 

大規模なモーターレース中に金庫から大金を盗み出すという無謀極まりない計画でし

 

た。地元の刑務所に収監されている 元金庫破りのジョーと ビル その兄弟を仲間にし

 

たローガン兄弟達は遂に、レース当日計画を実行に移すのでありましたが、、、

 

 

 

 

といった、まぁ ストーリー自体は 銀行強盗や、金庫破り映画によくあるジャンル物で

 

す ともすれば 「オーシャン」 の焼き直しにもなりかねないお話ですが、簡単に言っ

 

てしまえば 「オーシャン」 はホワイトカラーのスペシャリスト映画、こちらはブルー

 

カラーの素人映画で、こちらの方が親近感があり、つまりは共感の湧く作りになって

 

います その割に犯行を実行する段になるとなかなかの手際だったりしますが、それ

 

もご愛嬌 と許せてしまう私でありました。

 

 

 

 

お目当ての ダニエル・クレイグは勿論の事ですが、クライドを演じる アダム・ドライ

 

バーがちょっとゆるいマイペースな弟を演じていて 「スターウォーズ」 の カイロ・

 

レン とはまた違った魅力を見せてくれています(こちらの役の方が合っております) 

 

それ以外にもジミーの弟 二人組のボケコンビに何故かハマってしまいました デレデレ 

 

可愛い娘さんにも、、、

 

 

 

 

兄のジミーに チャニング・テイタム、その元妻に ケイティ・ホームズ (トム・クル

 

ーズとの一件以来、久々に見ましたがちょっと年輪を重ねた感に驚きました) ちょい

 

役で  キャサリン・ウォーターストン、そして後半に登場する刑事で  ヒラリー・スワ

 

ンクも出演されるという中々豪華なキャストであります キラキラ

 

 

 

ややゆるめのオープニングから、徐々に映画のテンポが上がって行く職人技と、絶妙

 

な音楽の使い方で、理屈抜きに楽しめる作品に仕上げようとするソダーバーグの心意

 

気が感じられる映画となっておりました 奥にはちゃんと人間ドラマも描かれていて

 

ラストショットも抜かりない、粋な出来栄えです ちょっと70年代の映画の雰囲気

 

もあり、その時代の作品が好きな方には楽しんで頂けるのではないかと思います さ

 

らっと楽しめる映画をご覧になりたい方はこの機会にでも候補のリストに入れていた

 

だけたらと思いますです ビックリマーク

 

では、また次回ですよ~! パー

 

 

 

 

 

 

 

最近の映画でもよく聞く機会の多い ジョン・デンバー 本作でもポイントになってます