イケメン・プレイボーイのジェイミーは、世界最大の製薬会社ファイザーのセールスマンに働き口を見つける 持ち前の話術で病院相手に奮闘するが、強力なライバル商品の前になかなか成績を上げられずにいた そんなある日、病院で若年性パーキンソン病に苦しむ美女マギーと出会い急接近 ところが、次第に本気になっていくジェイミーとは対照的に、マギーは病気のことを理由に深い付き合いになることを避けてしまう そんな中、ジェイミーは夢の新薬 バイアグラ の販売権をどうにか手に入れると、瞬く間に成績を伸ばしていくのだが、、

 

 

 

 

 

 

こちらは2010年制作の アメリカ 映画 アメリカ です(113分)

 

「涙と笑いの奮闘記 全米セールスNo.1に輝いたセールスマン」 を原作に、恋愛要素

 

を新たに絡めた映画オリジナルのお話となっております  本

 

主人公の二人を演じるのが、私のお気に入りの ジェイク・ギレンホール と、アン・ハ

 

サウェイの二人 この二人でこのタイトル、間違いなくB級を狙った軽い ラブコメ映

 

画 と思いきや、意外とシリアスな内容を含んだ作品でありました とはいえ、ちゃん

 

と ラブコメにもなっております

 

 

 

 

Movie  女好きのジェイミーは電気屋で働いていたが、店長の彼女に手を出して解雇 弟

 

のジョシュから製薬会社の営業の仕事を紹介されます そうしてジェイミーはファイ

 

ザー製薬に勤めることに 薬 ジェイミーは研修を経て、営業マンとして仕事するよ

 

うになります スーツ 抗うつ剤を医師に使ってもらおうと営業しますが、なかなかうま

 

くいきません しかし持前の性格でうまく取り入り、ナイト医師の計らいで診察に立

 

ち会うことになりました そしてその時の患者がマギーでした 彼女は第1期段階の

 

パーキンソン病でした 

 

 

 

 

ジェイミーは研修医のフリをしてマギーの裸を見てしまいました デレデレ  病院を後に

 

しようとしたジェイミーはマギーに研修医ではないことがバレ殴られます グー しか

 

し後日ジェイミーはマギーに連絡を取り、会う事に、こうして二人の体だけの関係が

 

始まります ​​​​マギーは病気が原因で人と距離をとていました そのためジェイミーと

 

付き合うつもりはなく、彼も遊びのつもりでした 天蓋ベッド

 

 

 

 

ある時マギーはジェイミーにファイザー製薬がバイアグラの効果がある薬を開発して

 

いることを話します ジェイミーはまさに自分が売るのにふさわしい薬だと確信し、

 

営業に乗り出します  そして見事バイアグラの爆発的人気を生み出し ドンッ 栄転の

 

道を確立し始めました。

 

 

 

 

そんなジェイミーはマギーと正式に交際を始めたいと思っていました 最初は拒む彼

 

女でしたが、なんとかマギーを説得し、新たな関係を始めました  しかしマギーの

 

症状は次第に進んでいきました 不安になったジェイミーはマギーと一緒にたくさん

 

の病院をまわり検査を受けさせました しかしマギーは自分と付き合うことがジェイ

 

ミーの負担になっていると感じ、別れを切り出します ジェイミーは彼女の心情を尊

 

重し、二人は別々の人生を歩む事を選択するのでしたが、、、

 

 

 

 

前半は楽し気なラブコメ風に始まりますが、マギーに出会う事でジェイミーは、別の

 

人生を学ぶ事になります  劇中、同じパーキンソン病を患った人達の集会でマギー

 

は勇気をもらいますが、その横のケータリングの場で、ジェイミーは同じ病いの妻を

 

もつ、初老の男性に出会います 何気なく語りあいますが、男性の妻は第4期でした 

 

その男性にジェイミーが アドバイスを求めると、「今すぐ別れを告げて、健康な女性

 

を探せ」 と返ってきます 滝汗

 

 

 

 

「妻を愛しているが、二度とはゴメンだ 最愛の人が別人になってしまう 身体も心

 

もな」「いずれは寝たきり着替えも出来なくなってしまう シモの世話も人任せだ」

 

「表情を失い認知症に 気が滅入る話だよ」「つい言い過ぎた 頑張れよ、、、」 と

 

言い残し去って行きます  互いに 「別の現実」 の話を聞いた二人が、落ち合って通

 

りを並んで歩く姿の対比が、なんとも言えない  病気に対する世間を微妙に表してい

 

るようで見事でした。

 

 

 

 

勿論、難病を題材にしている事もあり、感傷的になる場面もありますが、そこまでい

 

やらしい演出はされてはいません それが逆に効果的でもあるのですが、、、笑い泣き

 

そして演者の素敵さが、最も見応えのある映画でございます  ジェイミーの弟ジョ

 

シュが、夫婦喧嘩をして、ずっとジェイミーの部屋に居候しているのですが、彼がコ

 

メディリリーフとして作品をほどよく良いバランスに保ってくれています ジョシュ

 

が居る事を知らなかったマギーが、裸で部屋に入って来た時は、メガネをかけていな

 

い事を 「裸眼だから何も見えてないよ~!」 と慌てる場面等、兄弟の掛け合いが和ま

 

してくれます メガネ

 

 

 

 

この映画の本質は、あなたなら難病の相手と共に生きる事が出来ますか はてなマーク という

 

問いと共に、難病というものに対する偏見、それを超えても愛してしまったとしたら 

 

あなたはそれもろとも、哀れみではなく、その人を必要として、愛する事が出来ます

 

か ハテナ と、問われるような映画でありました  

 

 

 

 

ルックスは軽い作品で、タイトルも損してる気もしますが、なかなか見応えのある映

 

画でございました 全体的に踏み込みが足りない気もしますが、そこが本作の良い所

 

かも知れません こちらを、ちょこっと考えさせる きっかけを作ってくれるような映

 

画であります  尚且つ、主演二人のファンなら、十分楽しめる作品ですので機会があ

 

ればご覧になってみて下さいませです 目

 

では、また次回ですよ~! パー

 

 

 

 

 

 

 

映画のエンディングで流れる曲でございます 緩さがとても良い感じです  音譜  ウインク