大手ロビイ会社“コール=クラヴィッツ&W”で働くエリザベス・スローンは、手段を選ばない巧妙な戦略と妥協のない仕事ぶりで高く評価される花形ロビイスト ある日、銃擁護派団体から新たな銃規制法案の成立を阻止してほしいと依頼を受けるが、これをきっぱりと断るエリザベス その情報を聞きつけた小さな新興ロビイ会社のCEO、シュミットから誘いを受けると、彼女は部下を引き連れ電撃的に移籍し、規制法成立へ向けた大胆かつ巧妙なロビイ活動を開始するのだったが…。

 


 

 

 

 

こちらは2016年制作の アメリカ アメリカ フランス フランス の合作映画です(132分)

 

「恋におちたシェイクスピア」 や、以前ご紹介した 「マリーゴールドホテル」2作を

 

監督したジョン・マッデン 監督の作品であります カチンコ

 

 

 

 

「女神の見えざる手」 という、映画の内容が全く想像出来ない、摩訶不思議な日本タ

 

イトルがつけられた本作ですが、原題はポスターにあるように 「ミス・スローン」 と

 

いう主人公の名前がそのままタイトルとなっています ただ、あえてMiss を皮肉まじ

 

りでつけているのでは? と映画を観終わると感じる部分もする ミス・スローン のお

 

話でございます 但し、本作では主人公の スローンという人物を、感傷的に掘り下げ

 

る事はなく スローンが関わっている 「ロビイスト」 という仕事にスポットを当て

 

た 政治サスペンス という内容になっています  

 

 

 

 

日本人にはあまり馴染みの無い言葉でしたが、オリンピック招致の時に  オリンピック ロビイ活

 

動という言葉でよく耳にするようになったのではないでしょうか はてなマーク ロビイストと

 

は、特定の団体のために、政党や議員などの政策決定者に働きかけ、メディアを使っ

 

て世論さえも動かし、団体に利益をもたらす役割を果たす人達のことです、、って、

 

うむ、確かにちょっとややこしい 虹

 

 

 

 

Movie 大手ロビイ会社 コール=クラヴィッツ&W で働く エリザベス・スローン は業界

 

でも評価の高い、トップクラスのロビイスト ある日、銃の擁護派団体から 銃 新た

 

な銃規制法案の成立を阻止してほしいと依頼を受けますが、これを断りますブーそれを

 

聞きつけた小さなロビイ会社のCEO、シュミットから誘いを受けると、彼女は部下

 

数名を引き連れ移籍し、銃規制法成立へ向け、圧倒的に不利な戦いに、大胆かつ巧妙

 

なロビー活動を展開さていく事になります パソコン  

 

 

 

 

この大きな法案を 通す、通さない、というのが議員の賛成票の取り合いという、大統

 

領選挙のような戦いな訳で、色々な手段を使って議員の票や、世論を動かしていくの

 

ですが、裏での、まるでチェスのように巧妙な攻防戦と、足の引っ張り合い、時には

 

007のような戦いを見る事になります  とにかくオープニングからセリフの多い

 

やりとりから始まり、序盤はそのセリフに付いて行くのが精いっぱいで、落ち着いて

 

設定を理解するのに少し時間がかかります ただ、状況が理解出来て、ストーリーの

 

ポイントが分かってからは、スローンの行動から目が離せなくなります。 仕事、そ

 

して勝利する事が生きる全てのスローンは非常に冷徹で、絶対に上司にしたくないタ

 

イプの云わば、アンチヒロインです。

 

 

 

 

仕事で勝つ事が生きがいのスローンは、恋人なんて二の次で、その為に性処理は エス

 

コート・サービス ってものを利用しているのでありました 筋肉 ちゅー そこだけはち

 

ょっと人間的だったりして、後半のスパイスになっています  中盤までは無敵のス

 

ローンの手腕によって銃規制側が有利側に傾いて来るのですが、やはり敵陣の罠が待

 

っていて、スローンの足をすくう 不正嫌疑の裁判を起こされます  後半ではスロー

 

ンの裁判と、銃規制法案の行方が同時に描かれる事になりますが、そこへ至るまでの

 

様々な事柄と、人間関係が一気にスローンの裁判に集約され、驚きの意外な展開をみ

 

せてくれます  滝汗  !!

 

 

 

 

ただちょっと、ある一点  ゴキブリ  は、、、という所もありましたが、それなりに快感を得

 

る事ができました。 とにかく主演の ジェシカ・チャステイン の演技はお見事の一言

 

に尽き、観客をスローンという人物の、もろさや人間的な部分を見せて共感させる事

 

も出来たでしょうが、あえてそのような感傷的な部分を排除した演出も、この作品に

 

は効果的に働いているように思いました。 また、その他の俳優さん達も好演されて

 

います 個人的にジョン・リスゴーが久々に見れた事が、何よりでありました。

 

 

 


そして女性には、彼女のファッションが結構参考になるかも知れません 口紅 ドレス

 

タイトルやテーマは固く感じるかもしれませんが (銃規制がこんな風に決まると考え

 

ると、恐ろしい限りですが) ドクロ 見応えのある映画となっておりますので、機会があ

 

ればご覧になってみて下さいませです  目

 

では、また次回ですよ~! パー

 

 

 

 

 

 

 

短めのインタビューでございます 宜しければです  キスマーク  カラオケ