1970年代後半のアメリカ 大手民間航空会社のパイロットして働くバリー・シールは、愛する妻子とともに何不自由ない暮らしを送っていた そんなある日、彼の天才的な操縦技術に目を付けたCIAが、彼をある極秘作戦にスカウトする こうしてCIAの汚れ仕事を手伝ううちに、巨大麻薬組織“メデジン・カルテル”の伝説の麻薬王パブロ・エスコバルにもその腕を買われ、麻薬の運び屋としても大活躍するバリーだったが…。

 

 

 

 

 

 

こちらは2017年制作の アメリカ映画 アメリカ です(115分)

 

1970年代後半から、80年代中盤までの間 アメリカの CIA 等に雇われ、大金

 

を手にした腕利きパイロット 飛行機 DASH! バリー・シール の実話をベースにしたお話

 

です 本 映画のノリとしては 「ウルフオブ・ウォールストリート」 「キャッチミ

 

ー・イフ・ユーキャン」 そして 「グッドフェローズ」 といった作品の感じでとられ

 

ております グー  TVで本作の予告をご覧になった方も多いかと思いますが、映画

 

もほぼあのノリのままであります

 

 

 

 

Movie 1970年代後半、バリー・シールは大手航空会社TWAでパイロットとして働いて

 

いました。小遣い稼ぎに、ちまちまと葉巻等を密輸していた彼に声を掛けて来た一人

 

の人物それがCIAの シェイファー という男  バリーの腕を見込んで極秘任務への

 

参加を求められます。

 

 

 

 

野心家でもあったシールは喜んでその依頼を引き受ける事にし、すぐにTWAを飛び出

 

してCIAのペーパーカンパニーの小さな航空会社に転職 用意された小型機でアメ

 

リカと中米や近隣諸国を秘密裏に往復するスリリングな日々を始めます 数年後、シ

 

ールはパナマの独裁者、ノリエガとCIAの仲介人の役割を果たすようになっていま

 

した シールはCIAの目を盗み、カルテルの指示でコカインをアメリカに密輸する仕事

 

も請け負っていました 砂糖

 

 

 

 

CIAは麻薬の仕事に気づいていましたが、目をつぶっている状況 しかし別の部署

 

である 麻薬取締局 DEAには目を付けられていました そんな中で、今度はニカラグ

 

アの親米反政府組織、コントラに武器を密輸する任務も請け負うことにもなってしま

 

います 銃 人手もたりなくなる程の仕事が入り、人を雇うようになります と同時

 

に使いきれないほどの大金がキャッシュで入るようになります コインたち 札束   暴走を続け

 

るシールを危険視するようになったCIAは、シールを見捨てて地元警察とDEAとFBIと

 

ATFが逮捕するのを黙認する事になり、ついに逮捕となりますが、司法取引で、ある

 

仕事を請け負う事になりますが、、、

 

 

 

 

これが実話か ビックリマーク と思う程の内容と、アメリカという国家の恐ろしさを感じる作品です

 

が、それを トム・クルーズ というスターがいつもとは違う、ちょっとコミカルでバタ

 

バタしたヒーローとは言い難いバリーという人間を楽しんで演じておられます こん

 

な彼でも家族持ちで、奥さんと子供を大事にするファミリーマンという所も面白い所

 

です ドラッグにもお酒にも溺れません 生ビール そして、山ほどの大金を手にするもの

 

の、奥さんも含め ある程度の贅沢以上はしない感じもいいのです その為、家にお札

 

が溢れ、置き場所も無くなって、遂には庭にまで埋めても間に合わなくなるという

 

 

 

 

羨ましいかぎりですが、本人達は意外と堅実な生活をおくっていて、バリーに至って

 

は、ただ素直に 飛ぶ事とスリル を楽しんでいるようにみえるのであります。 当時の

 

映像や、アニメーション等を挟み、小気味よく バリーという男が駆け抜けた時代を体

 

感させてくれます 日本語タイトルにある 「アメリカをはめた男」 というサブタイト

 

ルですが、実際は アメリカと時代にはめられた男 だったのでありました いつもの無

 

敵ヒーローとは違ったトム・クルーズでありますが、やはりスターってヤツは華があ

 

るものですな~ キラキラ

 

 

 

 

作品のテイストに、トム・クルーズの スター性と軽さ が上手くはハマったと思います 

 

実話モノですから大きなアクション場面がなくて、彼のファンには物足りなさを感じ

 

るかも知れませんが、見所は沢山ある作品になっていますので、逆に トム・クルーズ

 

苦手な方でも楽しめる映画ではないかと思います  F-14戦闘機に乗った 「トップガ

 

ン」 から31年という歳月が流れ、プロペラ機に乗り換えた トム・クルーズ  未だに

 

第一線のトップスターというのにも驚くばかりです  という事で、機会があればご

 

覧になってみて下さいませ  目  です

 

では、また次回ですよ~! パー

 

 

 

 

 

 

今作ではプロペラ機、次作ではヘリを操縦するというプロ根性は認めるしかありません